またまた冬の八ヶ岳登山 桜平から天狗岳に登って暴風吹き荒ぶ根石岳山荘で宿泊
こないだの八ヶ岳縦走から2週間後の2月三連休(・∀・)また八ヶ岳へ行くことにw
本当は今季2回目となる今回に赤岳~横岳~硫黄岳の縦走チャレンジをするつもりだったんですが
ノリでいきなり行ってしまったので今回の行き先チョイスに苦心した←
考えた結果「よし!また縦走だ\(^o^)/しかし硫黄岳から赤岩の頭の下りが何かイヤだったので
昨年行った夏沢鉱泉方面から硫黄岳に入って逆ルートで縦走しちゃおう!」
ってプランになった。
夏沢鉱泉は人気の小屋なもんで予約なんて全く無理だったんですが
同じ系列の根石岳山荘は余裕で予約可能だったのでそちらを利用することに。
で、当日の天気を見ると( ^ω^ )登山指数A
まぁ肝心なのは翌日なんですが見てないことにしておこう←
今回は新幹線が遅れることもなくスムーズな乗り継ぎ。
2週間ぶりの茅野駅に到着( ^ω^ )久しぶりw
駅の東口で送迎車に乗ります。
茅野駅から40分ほどで桜平にやってきた。
前回楽しみにしてて乗れなかった雪上車ですが今回もナシ\(^o^)/
後から聞いた話によると雪上車に乗れるのは結構レアなことみたいです。
そんなわけでここから歩きます。
同乗してきた人はみんな何も着けずに歩くみたいですが
俺はフラフラ適当に歩きたいのでチェーンアイゼンを装着します。
いつものアミノバイタルプロも補給して準備完了(・∀・)
いい天気なんですが雲が物凄いスピードで流れていってる( ゚ω゚ )風強いんかな…
稜線の風っぷりが気になりますがとりあえず11時過ぎにスタート。
憧れの雪上車(´;ω;`)w
歩き始めて20分弱で夏沢鉱泉に到着。
桜平から夏沢鉱泉までは荷物を運んでくれるみたいでしたが
どういうわけか俺は桜平からすでにフル装備で歩いてます(謎の意地)
夏沢鉱泉をスルーしてモリモリ進みます。
この辺からなだらかな登りが続くので早くも疲れてきた(弱)
似たような景色の樹林帯を歩くこと30分。ようやくちょっと開けたとこに(・∀・)
向こうに見えるのは硫黄岳だったかな。
桜平から1時間弱でオーレン小屋に到着。
ちょっと離れたとこに仮設トイレが設置されてるので利用させてもらうジョロジョロ(音はいらない)
ここから分岐になりますが俺は箕冠山・天狗岳方面へ向かいます。
箕冠山まではすぐだったような気がしたけどそうでもなかった( ゚ω゚ )ハァハァ
そして、ちょっと風が出てきましたね…。
おっ!この看板が見えたら箕冠山は近いはず( ^ω^ )←単独登山者
オーレン小屋から30分ちょいで箕冠山(2560m)に到着。
前も思ったがまったく山頂感のない山です( ^ω^ )ただの道w
これから根石岳を経由して東天狗岳へ向かいます。
出来たら西天狗岳も行きたい(・∀・)
前回の経験からここから先はいきなり樹林帯が終了して一気に強風域に突入することが予想されるので
おにぎり食って水分補給も済ませておきます。
良い子のみんなも箕冠山で準備をしておくことをオススメする(・∀・)
さぁ行くぜ!\(^o^)/
箕冠山からちょっと下るとすぐに景色が変わった(゚∀゚)おぉ!
そしてやはり風が強い:(;゙゚'ω゚'):想定以上です…
前からやってきたグループの人達はみんな泣きそうな顔してたw
今日はここの鞍部に建ってる根石岳山荘に泊まります( ^ω^ )ひとまずスルーしますが
っていうかこの辺に来るとさらに強風:(;゙゚'ω゚'):明らかに前よりも強烈
さっきまであれだけ雪があったのにこの辺だけ地面が露出していることが
風の強さを物語っていますね:(;゙゚'ω゚'):でも写真だと平和そうですね←
ちょっとだけ「もう今日は止めといて小屋に避難しようかな…」って思うレベルです。
しかし、根石岳山頂まではすぐ着くはずだ:(;゙゚'ω゚'):とりあえず根石岳までは…
そんなわけで根石岳山頂(2603m)に到着。箕冠山からのタイムは10分(・∀・)近い
曇ってはいるけど視界はクリアだな(・∀・)左のピークが西天狗岳で右の黒いとこが東天狗岳
この辺も風が強くて迷ってるヒマはない\(^o^)/天狗岳に向かうぞ!
ってまた去年と同じくトレースない\(^o^)/風が強いからすぐ消えるんだろうね
山頂直下のトラバース気味に下るとこが一番怖かったです\(^o^)/そもそもルート間違ってるかもw
まぁこの付近は仮に転げ落ちても死亡確定って感じではないからちょっとだけ気が楽です。
急斜面ゾーン終了(・∀・)あの辺はまた雪がないな…ということは
やはり強風です\(^o^)/細かい雪の粒がバシバシ当たって痛い
泣きそうになりながらも「東天狗岳まではそんなに距離ないはずだ!」と頑張ります。
右手はちょっと雪庇になってるとこがあるから近寄らないようにして
岩が露出してるとこを進みます( ゚ω゚ )アイゼンの刃が滑らないよう注意
東天狗岳の山頂が見えてきました( ^ω^ )
東天狗岳(2646m)に到着。桜平からのタイムは2時間半。
西天狗岳の方はガスってきたから止めとこう( ^ω^ )前と同じ展開w
そこそこガスってきたのでさっさと根石岳山荘へ行ってゆっくりしよう。
ってなわけでちょっと怖い下りスタート(・∀・)左にコケたら一発アウト
そこをクリアしても調子こいて真っ直ぐ進んでると雪庇を踏み抜いてアウト\(^o^)/右側を行こう
ガスで真っ白になってるときだと怖いな:(;゙゚'ω゚'):
慎重に下ります( ゚ω゚ )全体的に白くなってきましたね…
やはり鞍部は最高に風が強い\(^o^)/
ひーひーふー( ゚ω゚ )
根石岳山頂に帰還。
ここを下れば小屋はすぐだ( ^ω^ )ありがてえ
って、やっぱりこの辺の風が一番強烈だな:(;゙゚'ω゚'):身体が持って行かれそう
よくこんなとこに小屋が建ってますね( ゚ω゚ )ハァハァ
気温はマイナス5度くらい(・∀・)こないだと比べると少しホット
入り口が2つあったんですがどっちも電気がついてなくて
「まさか営業してねえのか:(;゙゚'ω゚'):」とか思いながら新館の方に入場。
受付はもう一方の本館の方でした\(^o^)/
本館に入場。
中は結構暗くて小屋番さんはヘッドライトつけて受付してた( ゚ω゚ )
あ、ここはモンベルカードの特典で宿泊料金が500円引きになります(マル得情報)
14時半くらいになったら電気が点きました( ^ω^ )ずっと暗いままだと思ってたw
居酒屋みたいに酒のメニューがずらっと並んでます。
酒の品揃えが充実してる小屋です!みたいな張り紙があった気がする(・∀・)w
2階の大部屋に案内されました。
いわゆる蚕棚タイプの寝床ですが他の小屋よりも高さはある感じです。
ストーブとコタツもありました(・∀・)
さて、山小屋トイレチェックといきますか(謎)
レバーを回すと水が少しだけ流れますって書いてあったので「すげぇ!」って回したら流れず←
さすがに冬場ですからね( ゚ω゚ )
流す用なのかトイレのど真ん中にバケツに入った茶色い水と柄杓が置いてた。
本を読んだりしながらダラダラ過ごす。
ちょっと外に出てみる( ゚ω゚ )!?
さっきよりも白くなってますね…( ゚ω゚ )心なしか風も強くなってるような
そういえば明日は今日よりも確実に風が強い予報なんだよなぁ…
今日くらいの風でも硫黄岳→横岳→赤岳の縦走は厳しいっぽいのにこれ以上となると…。
ストーブにあたりながら明日のルートを考え直してみる( ゚ω゚ )ぐぬぬ
17時から夕食タイム(・∀・)ハンバーグに魚の煮付けまであって充分な内容です
味噌汁も美味しかったがご飯は妙に古い匂いがした( ゚ω゚ )w
正直立地が微妙だしこの三連休は天気が荒れる予報が出ていて
キャンセルも続出してるだろうからここはガラガラだと思ってたんですが
夕食は2部制になったりするくらいでそこそこ人が多かったです。
紙コップに入った謎の液体。その正体はコーヒーゼリーでした( ^ω^ )
食後はウイスキータイム。今回は響17年も投入。
そういえば響17年が休売になるみたいな情報が出ていますので
見かけたら速攻で買っておいた方がいいです(ウイスキーフェチ向け情報)
夜になると風がどんどん強くなってきて
時々「地震か:(;゙゚'ω゚'):」って思うくらいに小屋が揺れます。
明日の朝もこんな風だったら登山どころか下山すら出来ない\(^o^)/
そういえばトイレは新館にしかなくて本館の宿泊者は
トイレの際は絶対に一度外に出ないといけないんですが
ほんの2,3mの距離の移動なのに風の強さにビビります。
なんか雪も降ってきてるし…。
他の人も「夜中トイレに行くときは命懸けだぞ。絶対に行きたくねぇw」って言ってました。
山崎12年と響17年のブレンド「やまびき12年」を作ったりしながら明日のプランを練った結果
赤岳方面に向かうプランは止めて天狗岳を越えて黒百合ヒュッテから渋の湯に下山しようってことにした。
安全第一\(^o^)/
でも今日より天気が荒れてたら天狗岳すら越えられないかもしれん\(^o^)/その時はやべぇなw
20時に消灯ってことだったけど20時半くらいに消灯。
つづく
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