白峰三山縦走記 広河原から急登にあえぎつつ白根御池小屋へ向かう
こないだの北アルプス表銀座縦走から2週間後の10月3連休。
今度は南アルプスの縦走になりました\(^o^)/w
突然ですが今回の山行には特別な目的があるのです( ゚ω゚ )
それは「憧れの山小屋に宿泊すること」
登山を始めてしばらくした頃に目についた「農鳥小屋」
ネットで山小屋情報を調べてるとよく登場するので詳細を検索してみるとこれがかなり評判が悪い( ^ω^ )w
小屋番のオヤジがかなりの変わり者で15時以降に小屋に着くと
ボロクソに怒られて「お前は泊めてやらねぇ!」と言われたりするらしい\(^o^)/
さらに食事やトイレも凄いらしく話題性満載の小屋です。
でもまともな登山者には大変親切で実はいいオヤジとの意見もあったりして
ネットでは賛否両論入り乱れています。
そんなわけですでに3年前ほどにはいつか行ってみたい!と思っていたんですが
農鳥小屋は南アルプスの白峰三山の中でも奥深いところにあり
かなり体力が必要で「俺程度ではまだ駄目だ…行けたとしても遅くなってオヤジに怒られちまう」
と諦めていたのです。
しかし、劔岳の早月尾根や六甲山全山縦走などの経験を積み
先日の表銀座縦走で「これは行けるかも」という手応えをつかんだ。
言うなればこれまでの登山経験の全てを駆使して農鳥小屋に向かう登山なのです(きがくるっとる)
今回からは画像のサイズも大きくしてみた!(`・ω・´)スマホで見る分には多分関係ないw
そんなこんなでまずは甲府駅に降り立つ(・∀・)初の山梨県
駅前にある広河原行きのバス停にザックを置いて順番取りをしておきます。
すでに11時と遅い時間だったのであまり並ぶ人もいないようで6番目くらいをゲットできた(・∀・)
広河原行きのバスは時間によってはとんでもない行列&混雑になって
増便のバスが間に合わないレベルだと聞いていたのでビビってましたけど余裕( ^ω^ )
って思ってたら後から続々と登山者がやってきて凄いザックの列になってましたけど。
バス停のすぐ横にトイレはあるし近くにコンビニもあるので便利。
バスの時間まで駅前をうろうろする。
バスの時間前におばちゃんがやってきて乗車券を販売し始めた。
甲府駅から広河原まで謎の利用者協力金込みで2050円。
領収書って書いてあるのに何故か降車時に回収するらしい( ゚ω゚ )w
運転手さんが人数かぞえて全員座れるようにしてくれるんだが
座席が狭めなので荷物を膝の上に置くとかなりしんどい:(;゙゚'ω゚'):ぐぬぬ…
これで広河原まで2時間はキツすぎるぞ…って半泣きになってたら
バスの乗客が協力しあって通路に全員のザックを並べたので助かった(・∀・)w
発車から1時間ほどで山道に入りそこからはドッカンドッカン揺れるような感じが続いて
さらに1時間経過した頃に広河原インフォメーションセンター前に到着(・∀・)時間通り
ここの2階に登山届を書く場所があり
力強く2泊目の目的地を「農鳥小屋」と記載(`・ω・´)何故か誇らしい気分になるなw
甲府駅からのバスは2台がほぼ満員になってたので
ここからいきなり登山道が混むだろうなと思ってたが
ほとんどの人は北沢峠方面のバスに乗るようだった( ゚ω゚ )何でそんなに人気なんだろう
いつものスタミナ増強剤であるアミノバイタルプロを補給。
まぁ今日は2時間程度歩くだけなんですけど(・∀・)w
準備をして14時6分にスタート(・∀・)
小屋への到着予定は16時前後なので農鳥小屋だと激怒されてる時間です( ^ω^ )←
今日の目的地は白根御池小屋ってとこですけどね。
橋を渡ってちょっと進むとすぐに広河原山荘が現れる。
いきなり自信満々に道を間違えてテント場の方へ向かう(速攻で遭難)
この自販機の横の道が正解だ!( ^ω^ )みんなも参考にしてくれ!←
ちなみにこの自販機はペットボトルが220円 缶が160円と
良心的な山価格であった。
今日は雨予報だったんだが昼過ぎには止んでくれたようだ(・∀・)ナイス!
でも道が川っぽくなってる箇所がいくつか。
白根御池分岐点。もちろん白根御池小屋方面へ向かいます。
ここから小屋の手前くらいまでがかなりの急登だと聞いてはいたが
本当に結構なもんでした( ゚ω゚ )←弱
登りっぱなし( ゚ω゚ )ひーひーふー
ベンチと標識が登場。
密かに次の第2ベンチまでの所要時間が書いてる。
20分が訂正されて倍の40分になってるのが気になりますが( ゚ω゚ )w
この辺から丸太の階段が何度も登場する。
雨で濡れてるのでかなり滑る:(;゙゚'ω゚'):怖い
ちょっと登っては木の階段でズルズル( ゚ω゚ )w
また標識。第2ベンチへ20分(・∀・)さっきのはここに書くのを間違えただけかw
第2ベンチと思われる場所に到着。
若者が通りすがりのオッサンに写真撮影を頼んで
めっちゃキメッキメのポーズをしていたので居たたまれなくなりベンチの写真だけ撮って
先を急いだ( ゚ω゚ )なんでこんな場所でw
ちなみに第1ベンチから20分足らずで来れたのであの表示は訂正しなくても大丈夫だぜ(・∀・)w
登りは続く…最初っからしんどいっすね( ゚ω゚ )w
1時間ほど登ったところで道が平坦になった(゚∀゚)
油断させといてまた急登が出て来るんだろ:(;゙゚'ω゚'):
って覚悟してましたがもう急登ゾーンはクリアしていたようです。
霧の中から突然小屋が現れた(・∀・)w
15時29分 広河原から1時間23分で白根御池小屋に到着。
ここまでの道でほとんど人に会わなかったのでもしかしたら小屋も空いてるかも!
って少し期待したけど人だらけです\(^o^)/俺が来るのが遅いだけだった
農鳥小屋なら怒鳴られてる時間ですが白根御池小屋では「お疲れ様でした^^」と迎えてくれました←
指定された部屋に入ると布団が敷き切れずに壁にもたれ掛かってる( ゚ω゚ )
「青の6番の布団で寝て下さい」っていう暗号に近いことを言われたのですが
この真中の数字か( ゚ω゚ )
え?ってことは左右に11番と12番が来るってことか:(;゙゚'ω゚'):
実は小屋に予約の電話を入れた時に
「混雑が予想されていて1枚の布団に2人での利用になりますが宜しいですか?」と聞かれ
「あ、大丈夫です(・∀・)」って言いながら(大丈夫じゃないよなぁ)って思っていたのだ。
そこで俺は対策を講じた( ゚ω゚ )
今回パッキングしたザックである。
そう、マット(銀色のやつ)と寝袋を持ってきたのだ。
嵩張るが知らんオッサンとひとつの布団で寝るより全然良い。そんなことしたら恋が走り出しちゃう(謎)
あまりにも窮屈だったら廊下かどこかに場所を見つけてそこで寝ようと思っていました(必死)
しかし同室の常連っぽいおっちゃんの一言で安堵することとなる。
「今日は雨でキャンセルが出たみたいだから一人一枚なんだな、良かった」
どうやら寝床に書かれた数字は
普段は青の数字で1枚の布団に1人、混雑時は赤の数字2人で利用するってことらしい。
青プラス赤2人で1枚の布団使うのかと思ってたぜ(・∀・)
さらに常連さん曰くここは枕がないので敷布団の壁にもたれてる部分を折って
枕代わりにするのが正しい使用方法だそうです( ゚ω゚ )でも寝にくかったw
安心して館内散策(・∀・)
水道からは飲料水が出ているので飲水には困らない( ^ω^ )
トイレは驚きの水洗です(゚∀゚)紙はゴミ箱に捨てるんだけどね
外に出てみる( ゚ω゚ )相変わらずガッスガス
明日は暗いうちから出発予定なのでルートを確認しておく。
白根御池小屋って言うだけあって池あります( ゚ω゚ )晴れてる日はキレイなんかな?w
景色が楽しめないし外は寒いので部屋で漫画読んでゴロゴロします。
山小屋の図書コーナーって「岳」や「孤高の人」が大体置いてあるのは分かるんだが
何故か高確率で「夏子の酒」と「マスター・キートン」もあるんだよなぁ( ゚ω゚ )謎w
18時前に夕食。食事の時間になると館内放送が流れてビックリw
味付けがしっかりしててご飯の進むナイスなおかずでした( ^ω^ )ゼリー付きなのも嬉しい
食後は外でいつもの星空観察。
でも小雨降ってたのですぐ撤退( ゚ω゚ )明日本当に晴れるんかいなw
雲はほとんどないんですけどね(・∀・)
さて、明日の「本番」に備えて早めに横になっておきますか。
本日の歩数12727歩 距離8.9km 消費カロリー321kcal
つづく
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