剱岳 別山尾根ルートチャレンジ まずは室堂から剱沢小屋へ向かう
毎年恒例となってきた7月海の日連休での剱岳登山。
しかし、いつも天気が微妙( ゚ω゚ )w
一昨年は台風が直撃してJRが運休。
昨年は天気悪すぎて連休の翌週に振替。
そして今年も明らかに週末の天気が悪い\(^o^)/
こうなったら「彼」にお願いするしかあるまい…
そうです!てるてる坊主の「てるお」兄貴です!(誰も覚えてない)
「今週末に山行きますんでどうか宜しくお願い致します:(;゙゚'ω゚'):」
って祈願したら雨風強い予報だったのが翌日には曇り程度に回復した( ゚ω゚ )マジかw
一時期は本当に電車や宿のキャンセルも検討してたほどの予報だったが
てるお兄貴のおかげで無事決行(・∀・)始発のサンダーバードで富山へ向かいます
富山駅前に到着( ^ω^ )久しぶり!
すぐに富山地方鉄道に乗り換えて目指すは立山駅。
これまではいつも上市駅からの早月尾根ルートだったんですが
今回は初となる立山からの別山尾根ルートです。
当初の予定では早月尾根から登って別山尾根で下山のつもりだったが
宿泊を予定していた早月小屋の営業がこの翌日からで
「テント背負って別山尾根は危険過ぎる…そもそもしんどい(弱)」
ってことで別山尾根往復の登山計画となりました。
剱岳の別山尾根ルートは岩と鎖場だらけで恐ろしいし
人気ルートで人も多いから絶対に行くことはねえな。
ってずっと思ってたのにどうしてこうなった…。
そんなことを思いながら電車に揺られつつおにぎり食う。
富山地方鉄道は渋い木造駅舎が多くて車窓からの風景が素敵です(・∀・)
今日はかなり天気が良さそうだな( ^ω^ )問題は明日ですが
一時間ちょいで立山駅に到着。
ここ最近、最高気温が35度をオーバーしようかという世の中で
室堂の気温は驚きの15.9度(゚∀゚)極楽じゃ!
室堂へ向けてまずはケーブルカーに乗ります。
室堂までは観光客と登山客が入り混じってなかなかの混雑感です。
ケーブルカー乗車(・∀・)繁忙期は1時間待ちとかあるみたいで怯えてたけど今日はすんなり
立山駅から美女平駅に移動。
続いてバスに乗りますがここも結構な列。
しかし、バスは増便があるだろうから大丈夫だぜ!
と余裕の態度で近くの売店で水買ったりトイレ行ったりしてた。
予想通り出てた増便のバスに乗りまして室堂到着。
立山駅から室堂の所要時間はスムーズに行けば1時間ちょいってとこですな。
座ってただけなのにすでに標高2450m( ^ω^ )w
標高700mくらいから登り始める早月尾根とはエライ違いですな。
そんなわけで俺は以前から別山尾根ルートを
「岩場の技術はいるけど体力的には結構楽なコースである」と思っていた。
それはとんでもない間違いだったんですけどね←
まずは登山届を書く。
書いたら近くにいる係のおっちゃんが内容を確認するという念の入れ方です。
「うんうん…別山尾根ルートですね? ん?
明日は11時間くらいかかる行程だけど大丈夫ですか?」
俺「はい、大丈夫です!(えっ、そんなにかかるの?)」
一抹の不安を覚えつつも登山届を提出←
昼からはずっと曇りなんですね…( ゚ω゚ )
外に出てみる( ゚ω゚ )結構ガスってんね
外に出ようとした時、出口がよく分からなくて間違った方向へ
自信満々に歩いていったのは秘密だ(早速の迷子力)
剱岳(上級者)( ^ω^ )ヤバいかもしれん←
室堂からは剱岳だけではなく立山三山の縦走なんかも楽しめたりします。
立山玉殿の湧水( ゚ω゚ )こんなのあるんだ
めちゃくちゃ冷たくてうめぇ!売店で水買わなくて良かったじゃねえか!!!(涙目)
しかも買った水ってモロにここの水じゃねえか!!!(´;ω;`)160円かえして(あほ)
ガスガスで景色も楽しめず、ちょっと泣きそうになりながらスタートします。
みくりが池(・∀・)
バスから降りたら結構寒かったんで上着を装着したんですが
歩き始めたらすぐ暑くなってきたので下界と変わらない半袖スタイルに戻す。
まずは雷鳥沢ってとこに向かえばいいみたいだが道合ってるかな←
石畳が歩きにくい(いきなり愚痴る奴)
有毒ガス:(;゙゚'ω゚'):
さっきから温泉的な香りが強くなってきてるが
どれくらいでヤバくなるのかが分からない…
この辺から観光客らしき人の姿は見なくなった。
モリモリ進みます。
何気にしんどいですね…(まだ観光エリアです)
テントが見える(・∀・)あそこが雷鳥沢のキャンプ場かな
一旦下ります。
げっ( ゚ω゚ )雪が…
バランスが悪いのか何なのか俺はこういう所で無駄にスリップするので
雪渓とかが大嫌いです( ^ω^ )早月尾根でもコケちゃいました
今年は雪解けがかなり遅くて先週くらいまでは
「剱岳はまだピッケルと12本爪のアイゼンが必要な上級者向けのコースになっています」
って山小屋のブログとかで書いてたくらいなのでここから先も苦戦しそうです。
これより予想される厳しい闘いに備えてアミノバイタルプロを補給しておきますが
手が震えてたのか写真ブレてる(怯)
ぐぬぬ…
「別山尾根は岩場ルートだからストックなんか持ってきたら邪魔になるだけだぜ!」
って思って何も持ってこなかったが失敗でした\(^o^)/完全な準備不足
食べ物の心配しかしてなかった(あほ)
靴に雪が入ったりしつつ何とかキャンプ場まで下ってきました( ゚ω゚ )もうしんどい←
そういえば下ってきたのはいいけど、ここからどっちに進むんだろう(・∀・)
眼前には雄大な山々が連なるばかり…
えっ、これ登るの( ゚ω゚ )
半分以上雪に覆われてるんですけど登れるんですかね…
等と思いながらちょっと怖い橋を渡る。
やっぱりこういうとこを登るんですね…\(^o^)/確実に滑るw
キックステップを駆使して着実に進みます。
景色が広大過ぎてあんまり進んだ感じがしない( ゚ω゚ )ひーひーふー
ひたすら黙々と雪を蹴る。
ストック持って来ればよかった(うるさい)
おっ(゚∀゚)雪渓終わりかな!
おっしゃー!( ^ω^ )ここからペースアップですな!
また長々と伸びる雪渓が( ゚ω゚ )←
ヘコみながらヘコんだとろろ昆布おにぎり食ってエネルギー補給。
夏道?と雪渓を交互に進む感じになってきた。
かなりガスが濃くなってきたな。
傾斜がキツくなってきてジグザグに歩くようになる。
雪渓が減ってきて岩岩しさが増してきた。
そして風が強くなり寒い:(;゙゚'ω゚'):
果てしないなぁ:(;゙゚'ω゚'):
おぉ!(゚∀゚)建物が見えてきた!!!
室堂を出発して1時間半で剱御前小舎に到着。
ここから剱沢の方へ下ります( ゚ω゚ )せっかく登ったのに←
本日の宿泊先である剱沢小屋。
明日、明後日は満員で宿泊できないようだ(゚∀゚)早めの日程で良かった!
一面ガスってて景色も楽しめないしやたらと寒いのでさっさと剱沢へ向かう。
また雪の上を歩くんですね( ^ω^ )もういやだ
ストック持(以下略)
雨降ってきやがった\(^o^)/
今日はもうすぐ小屋に着くだろうからいいけど
あんまり降ると明日は濡れた岩場でつるりんちょになるじゃねえか(謎)
剱沢キャンプ場を通過。
あの建物かな(・∀・)
室堂から2時間10分で剱沢小屋に到着(・∀・)雪渓で苦しんだわりには予想より早かった
お部屋にイン 上下に分かれてるタイプで下のエリアを指定されたが
布団の場所は自由に選べた。
チェックインの際に小屋番さんがめっちゃ詳しくコースの状況を教えてくれた(・∀・)
登山道に雪が多かったけどこの三連休に向けて整備してくれたので
ほぼ夏山ルートになってるそうだが要注意ポイントはいくつかあるので気をつけてねってことだった。
明日は早朝出発になる予定なのでコースを確認しておく。
まずは小屋の裏を回って雪渓歩いて剣山荘に行くらしいが…( ゚ω゚ )
道っぽいのがあるけどあんなとこ歩くのか( ゚ω゚ )朝っぱらからアレは嫌だな(弱)
ビビっただけでコースチェック終了←
夕食まで時間があるので館内散策(・∀・)トイレはまさかの水洗
談話室にはテレビもあり(゚∀゚)
なんとシャワー室もあります( ゚ω゚ )すげぇ!
汗を流す程度ですがこんな山奥でホットなシャワーが使えるなんて
どんな謎のテクノロジーなんだよ!(歓喜)
ねずみホイホイ( ゚ω゚ )出るの?
怖いから中身は見ませんでしたけど。
再び外に出てみたらガスが晴れてた(゚∀゚)うほー
素晴らしい( ^ω^ )
17時過ぎに夕食タイム(・∀・)富山ポークうめぇ!
明日の天気をチェック( ^ω^ )登ってる頃はちょうど晴れ予報!
まぁ立山町の天気なんで山の方はどうなるか分かりませんけどね。
夕食時間を過ぎても下段フロアには俺を含め2人しかいなくて
お互いに「もう人来ないですよね!やったー!」って言ってた(・∀・)w
上段には3名ほどいるようだが昼寝しててもイビキが聞こえなかったし
今回は今まで一番静かな相部屋になるかもしれんな( ^ω^ )
一応耳栓を用意しつつ21時の消灯時間まで本とか読んだ後、就寝。
本日の歩数16418歩 距離11.4km 消費カロリー415kcal
つづく
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