早春の北海道旅行3 ニッカウヰスキー余市蒸溜所のマイウイスキーづくり2日目
6時頃起床( ゚ω゚ )ちょっと酒が残っててしんどい(弱)
ホテル サンアートの朝食。和食と洋食が選べます。
こちらはシンプルな和定食であるが米がやたらと美味しくてお櫃完食←
余市町内で宿泊の人は昨日と同じくタクシーでの無料送迎が( ^ω^ )ありがてえ
また緑のツナギに着替えまして会場へ向かいますと
チンペイさんの昴が延々と流れており「えらい渋いBGMだなぁ…」って思ってたら
昔のニッカのCMを上映していました(・∀・)面白い
軽く本日の日程説明を受けて出発。
昨日ほんの数分だけキルン塔でピートに燻されたのですが
その香りがツナギにかなり残っててビックリした( ^ω^ )w
まず向かったのは製樽工場。一般見学では立ち寄れない場所です。
製樽工程を見学します。長らく熟成に使った樽の中を焼き直すらしいです。
10年、20年と熟成に使った樽はそのまま再利用しても
ウイスキーに樽の風味が出にくい出涸らし的な状態になるんだが
中を焼き直すとまた使えるようになるそうだ。
樽の周りにはまってるタガを外して
フタ(鏡板と言う)をオープン。開けた瞬間にウイスキーの芳醇な香りがぶわーっと(゚∀゚)
鏡板がハマってた溝にガマ(植物)を入れてパッキン代わりにします。
ゴムとかじゃなく自然のものを使用するんですね( ゚ω゚ )
干してるガマ。
そして見せ場のチャー(焼入れ)が始まります。
樽がグルグル周り始めました。
おぉ…( ゚ω゚ )
おおおおおおお( ゚ω゚ )燃やしすぎやろw
密かに横っちょで鏡板も焼かれてました(・∀・)こっちもやっとかないとね
ホッカホカの樽。さきほどまでウイスキーの香りがしてましたが消し飛びました。
チャリのタイヤのパンク修理キットみたいな器具を使いながら
鏡板をはめてゆきます。
樽の隙間にクサビを打って漏れ防止のガマの葉を挟みます。
ここで全員体験タイムです。ガマの葉をじゃんじゃん挟みます。
作業自体は簡単だが「これでちゃんと漏れ防止になるのか…」て不安でした( ゚ω゚ )w
体験で使った樽も普通に後日使用されるそうです。
タガをはめて
見事な樽さばきで移動した先は
タガ締め機。こいつでタガ締めの仕上げをします。
2本のレバーで操作するのがクレーンゲームみたい(・∀・)w
こちらは3名限定で体験できました(・∀・)俺は樽をぶっ壊しそうなので眺めてた(かしこい)
樽完成。
続いては混和棟へ向かいます。
一般見学の人が樽の作り方とかを見る場所になってるらしい。
ここでついに樽にウイスキーを詰めます(゚∀゚)
使う樽は新樽と言ってまだ一度も熟成に使用されていないものです。
バーボン以外のウイスキーで新樽ってあまり使わないようですが余市では結構使ってるそうです。
樽詰め前の余市ニューポットを試飲。アルコール60度くらいあるらしい。
もっとアルコール感全開かと思ったが香りもあるんだな(・∀・)それでもキッツイ味ですがw
それでは鏡板に名前書いてくださいね!いい場所は早い者勝ちですよ^^とのアナウンスが!
うおおおおおおおおお:(;゙゚'ω゚'):
ペンが太くて上手く描けねえ!!!!(象形文字かな?)
みんな控えめな人だったようで全員書いたのにかなり余白があったので
もう1羽とりを描いたのですがそれもまたペンが太くて満足のいくものにはならなかった(あほ)
そんなこんなで樽詰めが開始されましたよ。ドボボボボボ
しっかりと栓をして
みんなで貯蔵庫まで樽転がし。
雨が降ってる日だと樽転がし体験が出来ない時もあるようです。
今日も事前の天気予報では雨っぽかったのですが結局少し曇ったくらいで助かりました(゚∀゚)
貯蔵庫の前で全員揃って記念撮影した後は
ちょっとした段差を越えて貯蔵庫内へ。
名誉ある貯蔵庫投入係は俺がやりました( ^ω^ )w
いつからやってるのか知らないけど凄い数のマイウイスキー樽が並んでます。
ワシのウイスキーちゃんはここです( ^ω^ )端っこは落ち着くねw
入り口付近に見本みたいに並んでる樽( ゚ω゚ )中身入ってんのかな?
「1986年シェリー」とか書いてあるから中身入ってたらとんでもない値打ちもんですけど。
閉店ガラガラ。
私服に着替えましてここから50分弱の自由行動。
俺は即座にウイスキー博物館へ向かいました。
来たことあるはずなのにここで写真撮ったことしか覚えてない( ^ω^ )←
俺の狙いは博物館内にあるウイスキー倶楽部(・∀・)
ここで有料試飲が楽しめるのだ。
なんとここでシングルカスクが飲めます(・∀・)結構いいお値段しますけどね
10年浪漫倶楽部っていうイベントで樽詰めしたものを有料試飲に回しているようだ。
マイウイスキー参加者の中で浪漫倶楽部にも参加した人がいたので話を聞いてみたら
浪漫倶楽部の時は5年経過した時点で一旦ボトルを送ってきてくれて
そこから5年後にも10年ものを送ってきてくれるという何とも羨ましい企画だったらしい。
メニューは他にも色々ありまして
すでに終売になってしまっている余市のエイジングものが飲めます(・∀・)
1年位前までは余市の10年、12年、15年、20年と全て揃っていたそうですが
今では10年と12年しか残っていません( ゚ω゚ )これもいつまであるのか…
余市の12年をいただきました( ^ω^ )うまい!
軽く一杯やってから昼食タイム。
昨夜の夕食時と同じく社員さんが同席するので抜かりなく「スタッフ席」て書いてある席の横をゲット!
色々聞いたり出来るぜ!って思ったけど思いのほか質問が浮かばなかった(あほ)
昼食もまた満足のいくクオリティでした( ^ω^ )
最後に出てきた蕎麦はちょっとくっついててボソボソだったけど( ゚ω゚ )w
ここでマイウイスキーづくりの修了証をもらいます(゚∀゚)
これからは余市蒸溜所に来た時に
名前と樽番号を言うといつでも自分の樽を見せてもらえるらしい( ^ω^ )なんかいいね!
こうしてマイウイスキー終了。
最後に集合写真と紙袋をもらって解散(・∀・)ありがとうございました!
おっ!紙袋の中になんか入ってるぞ!余市のミニボトルじゃねえか(゚∀゚)
しかもまさかの余市10年:(;゙゚'ω゚'):終売品やぞ
他の人も紙袋の中を見て「10年!?うへへへへええええええwwww」とか騒いでた(危)
他所のブログとか見てても余市10年のお土産は定番のようですね。
しかし、さすがに終売品ですからそろそろなくなる予感( ゚ω゚ )
これからマイウイスキー行く人はあまり期待しない方がいいと思うよ←
再びウイスキー博物館へ。マッサンと玉山鉄二の図。
ハンターマッサン(謎)
また有料試飲コーナーに来ました( ^ω^ )w
今度いただくのはこれまた終売品の鶴17年。
そしてシングルカスクの5年も飲んでみた。
さすがにまろやかさが少し弱いが5年物でも充分うまいな(・∀・)
他の有料試飲のメニューとしては売店で売ってた蒸溜所限定シングルモルトや
終売ではないけど出荷制限でなかなか見かけない竹鶴17年と21年もありました。
そろそろ電車の時間なので移動。
余市は電車の本数が少ないので要注意だ(・∀・)バスもあるけどね
無料試飲コーナーも覗いてみたかったけど時間なくなっちゃった\(^o^)/
無料試飲はわりと最近に事前申し込み制になったようです。
申し込みって言っても現地で紙に名前書くだけみたいですけど。
さらに飲めるお酒もスーパーニッカと竹鶴ピュアモルトにアップルワインとなっており
俺が以前訪れた時の余市10年に鶴17年というゴージャスさと比べると寂しくなってます。
まぁ無料試飲でエイジングものが出てくるほうがおかしいね( ゚ω゚ )w
今思えばもっとちゃんと味わえば良かったんだよ、昔の俺…
余市10年をクイっとすぐ飲んで「うわぁやっぱウイスキーきついなぁw」ってアホですよ(´・ω・`)
さらに今は亡き原酒の販売所を覗いてシングルカスク25年とか見て「たけぇwwww」じゃねえよ。
記念に買っとけよ俺(´・ω・`)当時でも1本2万円くらいしてたからそれは無茶かw
7年という歳月は様々なものを一変させてしまうんじゃのう。
駅前にあったソフトクリームみたいなオブジェもなくなったし←
他のマイウイスキー参加者も結構同じ電車に乗るみたいだったので小樽へ向かう車内で
色々とウイスキートークをして楽しみ10年後に懇親会があったりするみたいなんで
「それでは10年後に!」ってことで解散しました。
さて、今回のマイウイスキーづくりですが控えめに申し上げまして
最高でした!!!(゚∀゚)またすぐ行きたい(無理)
ウイスキーづくりの事がかなりよく分かったし社員さんからは色んな話が聞けるし
ご飯は美味い。10年後に自分のウイスキーが届くってだけでもテンション上がるのに
これがまたシングルカスクでめちゃ美味い(予定)
そして10年後にウイスキーが届いたらまたブログネタに出来るからいいなって思いました←
まぁ10年の間にブログが終了してる可能性が67%くらいあるし
どっかの山の養分になってる可能性も9%くらいあるので要注意なんですけどね(・∀・)結構高確率
そんなこんなで小樽で少し散歩します。
つづく
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