今季ラストの冬山登山 素敵な山小屋「夏沢鉱泉」から硫黄岳へ向かう
もう3月も終わりじゃねえか( ゚ω゚ )雪のあるうちに山登っとかないと(使命感)
ってなったのでいいとこないかな?って捜索した結果
夏沢鉱泉っていう山小屋が面白そうだったので
そこをベースにして今季ラストの冬山を楽しむことに決定しました。
そんなわけで3時半に起床して始発の電車に乗り
新大阪から新幹線で名古屋に向かいます( ゚ω゚ )まだ6時前でごわす…
名古屋で特急しなのに乗り換えたら2時間ほどの乗車時間があるので
タマゴサンド食ったりしながらのんびり過ごします。
そして「次は塩尻、塩尻です」とのアナウンスが( ゚ω゚ )来たか…
本日の核心部と言っても良い
乗り換え時間3分の「塩尻ダッシュ」です(謎)
夏沢鉱泉では宿泊者限定で茅野駅からの無料送迎を行っているのだが
朝一の送迎に間に合わすには茅野駅9時21分着のあずさ8号に乗車するしかなく
塩尻でのダッシュを余儀なくされるのだ!
乗り換え列車が降りたホームの向かいに来てくれればいいのに
階段を登って下りて別のホームに行かなければならないようでさらにドキドキです( ゚ω゚ )
そして塩尻駅に到着:(;゙゚'ω゚'):ぬうううううううおおおおおおおおおお
かなり慌てて行ったんですが乗り換え列車を1分くらい待つ余裕すらありました(・∀・)w
そんで2ヶ月ぶりの茅野駅に到着(・∀・)
東口に降りて夏沢鉱泉の送迎車に乗っけてもらいます。
結構揺れるとは聞いていたが山道に入ると凄まじいアトラクションっぷりで
ガッタンゴットン揺れました\(^o^)/酔い止め飲んどいて良かったw
茅野駅から1時間ほどで桜平ってとこに到着。
雪の多い時はここから雪上車に乗り換えて進んでゆきます(゚∀゚)キャタピラ!!!
これまた揺れるらしいが雪上車なんか乗る機会がないからワクワクだぜ!
って楽しみにしてたんですが雪が少なめなので
ここからは歩いて鉱泉まで行ってくださいね!ってことになった(悲)
荷物だけは運んでくれるそうだ(・∀・)
「慣れてる人はアイゼンいらないですよ。」
との事でしたので「慣れてる人」ぶりたい俺はアイゼンなしで歩き始めましたが
最近雪が降ってなかったのかツルツルになってる箇所が結構あって怖かったです(あほ)
20分ほどで夏沢鉱泉に到着しましたが天気が良いこともあり
汗が噴き出しています( ゚ω゚ )←
まずはチェックイン、1泊2食付きで12000円と山小屋の中ではそこそこ高額。
しかしそれを補って余りあるほどの利点があるのです(・∀・)さっきの無料送迎もそうですが
そんでモンベルカード持ってたら500円引きになるので抜かりなく使用します!
部屋は「阿弥陀岳」ルーム(・∀・)布団が1セットしかない…ということは!
まさかの個室利用でした( ^ω^ )ありがてぇ!
そして何と夏沢鉱泉ではフェイスタオルと歯ブラシがついてきます( ゚ω゚ )旅館やんw
部屋にはコンセントがあり充電し放題。
廊下に出れば洗面所もあり冬期でありながら水も利用可能。
っていうか凍るから出しっぱなしにしておいてくださいというゴージャス仕様(゚∀゚)w
他にも色々マル得ポイントがあるんですが
今日中に1回登っておきたいのでちょっくら準備します。
前から気になってた防寒テムレスって手袋を試してみようと思い持ってきました(・∀・)
本来は冷凍庫内での作業とかに使うような手袋らしく全く登山用ではないw
しかしながら雪山登る時に結構使えるし安いってことで密かに人気?らしい。
確かに価格は安かった(1000円ちょい)
雪山用の登山グローブが安いのでも1万円前後することを考えると破格すぎるw
ぱっと見ただのゴム手袋じゃね?って思ったが中はちゃんと裏起毛になっており
それなりの保温性もありそうだ(・∀・)果たして本当に雪山での使用に耐えうるものなんだろうか!
まぁ今のところは気温もそれほど低くなさそうなので
普通にモンベルのインナーグローブだけで行きますけどね←
外でおにぎり食ってエネルギー補給。
登山届もしっかり書いて(・∀・)
11時16分硫黄岳に向けてスタート。
夏沢鉱泉は八ヶ岳の真ん中辺りに位置しているので
北八ヶ岳エリアの天狗岳と南八ヶ岳エリアの硫黄岳がどちらも近くにあります。
今日は昼前からのスタートなのでよりコースタイムの短そうな硫黄岳をチョイスしました。
まずは俺の苦手な樹林帯ゾーンを黙々と歩きます( ゚ω゚ )
稜線上付近になるまでアイゼンはいらないような気もしたのですが
前回西穂に行った時、思いのほか樹林帯歩きがしんどかったのを思い出して
最初からアイゼン装着しました。
しかし結果として今回は装着しなくても良かったです(裏目に出る男)
重たい足を懸命に動かしながら30分ほど進んでいくと
平べったい山が登場(・∀・)あの山容は硫黄岳だな!ガスってなさそうで良かった。
硫黄岳が見えるとすぐにオーレン小屋が現れる。
小屋は営業してませんが冬期小屋が使用できるようです。
夏沢峠へ向かいます。
赤岩の頭を経て硫黄岳へ登るルートもあるようですが
「積雪のためルート不明瞭、雪崩注意」とか物騒な看板がありましたのでスルーします(・∀・)w
オーレン小屋からまた樹林帯歩きを少々しますとこれまた小屋が登場。
夏沢鉱泉から50分ほどで夏沢峠に到着。
ヤマネとモモンガ見たい( ゚ω゚ )ここも冬期休業中ですがw
さて、ここから道の傾斜が一気にキツくなります。
つまりこの手前の夏沢峠でアイゼン装着するのがベストなんですね←
いいねぇ!この登りごたえある感じ(・∀・)
硫黄岳は風の通り道と言われてるだけあって強風の影響で
雪が吹っ飛んで岩が見えてる部分が多々あります。
しかし今日はそんなに風強くないです(・∀・)
暴風で敗退したっていうブログ記事も見たりして覚悟してたんだが
ちょっと拍子抜けです\(^o^)/w
ケルンが登場する頃からやや風が強まってきたが
雪山にしてはまだ弱いくらいです。
もう山頂かな?って思ったけどなかなか距離ありますね( ゚ω゚ )ハァハァ←
登ってきた方面。
ズーム(・∀・)白い山が天狗岳です。
左のピークが西天狗岳で右が東天狗岳。
こちらも強風、暴風で有名な山だが今日は登りやすいだろうなぁ。
明日はどうなることやら…(フラグ)
硫黄岳名物の爆裂火口。
あまり近寄ると雪庇を踏み抜きそうなので遠目から撮影( ゚ω゚ )
ケルンまだあるのかよ…(弱)
12時55分 夏沢鉱泉から1時間40分ほどで硫黄岳(2760m)に到着(・∀・)山頂も大して風がない
山頂からは横岳、赤岳、阿弥陀岳の素晴らしい眺めが楽しめます(゚∀゚)
1月に登った赤岳さん(・∀・)結構な角度ですな、よく登ったもんだ
赤岳さんの左にあるギザギザなのが横岳さん(・∀・)明らかにややこしそう(謎)
こっちに行くと横岳か…
いつかは赤岳から横岳、硫黄岳の縦走をやってみたいと思っているので
その中で最も危険とされている横岳がどういうもんなのか気になっていた俺は
とりあえず引き返すタイムリミットを設定してふらふらと横岳へ向かうのであった(あほ)
つづく
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