冬の西穂高独標チャレンジ2 ガスガスの西穂山荘に到着後、独標へ向かう
新穂高ロープウェイの山頂駅を出発。
すぐに観光客向けの雪の回廊が現れますが
登山者はひたすら真っ直ぐ進みます。
それにしても白い…( ゚ω゚ )雪じゃなくて空が…
西穂山荘までの樹林帯歩きの間にも
美しい北アルプスの山々が楽しめるはずなんですが( ゚ω゚ )すっげぇ白くなってる
西穂山荘まではアイゼンなしで大丈夫だろ( ^ω^ )
って何となくのイメージでスタートしたんですが
意外と登りごたえがあったりなんかして結構歩きにくかったので
最初からアイゼンは着けといたほうがいいです←
汗だくになりながら進んでゆき、ようやく建物を発見( ゚ω゚ )
本日の展望はほぼ期待出来ないことが確定し半泣きになってたら
小屋の方から来た人に「絶望的ッスねwww」って言われた( ^ω^ )なにわろてんねん←
11時2分 ロープウェイの山頂駅から1時間弱で西穂山荘に到着。
ほほう(・∀・)これが有名な「にしほくん」か!デカイなぁ
と思ってたけどロープウェイの展望デッキにいるのが「にしほくん」で
こちらの雪だるまは「さかいくん」と言う…らしい( ゚ω゚ )多分w
それにしても絶望的な白さです\(^o^)/
目的地である独標に向かうまでの稜線はそこそこ広いので
ホワイトアウトすると道迷いの恐れがあるらしい:(;゙゚'ω゚'):
何故か左の膝が曲げるとかなり痛むし
天候が良くなることを期待してしばらく山荘内で休憩しようかと思ったんだが
「売店を利用しない人は1時間200円になります」
とか書いてあったから止めた(貧)
11時34分 仕方ないのでアイゼン、ピッケルを用意して独標へ向かう←
こないだ行った伊吹山を思い出すぜ…( ゚ω゚ )独標まで辿り着けるかな
20分ほどで丸山に到着。何も見えないから先に進みます。
さらに何も見えなくなってきて風も強まってきました\(^o^)/ベストコンディションw
こんだけガスってるならせめて真っ白な雷鳥さんにでも会えないかなぁ…
等と思いながら黙々と歩きます。
傾斜が結構キツくなってきた( ゚ω゚ )ひーひーふー
もう一発登ると…
岩々した山が登場(・∀・)あの上が独標だろうな
距離としては短そうだが岩が見えてて明らかに登りにくそうです( ゚ω゚ )ゴクリ
やけに独標がハッキリ見えるなと思ってたら
いつの間にか周りもそこそこガスが晴れてた(゚∀゚)うおおおおおおお!
まだ多少白っぽいですがさっきまでは全く何も見えなかったので嬉しい( ^ω^ )
テンション上がりつつ独標へ向かう。
ヤバそうなのは独標直下だけかと思っていたが
その手前にあるちょっとしたトラバースポイントと岩が露出してるとこの下りで
すでに怖かった(弱)
さて、独標の真下まで来ましたよ(・∀・)
先に行ってる人たちがめっちゃ登ってます( ゚ω゚ )明らかに怖い(確信)
意を決して登ります。岩が出てるとこには鎖があったので助かった。
ここを登りきれば独標ですが今までに体験したことのないくらいの角度です:(;゙゚'ω゚'):
アイゼンの前爪とピッケルを駆使して登ります。
12時46分 西穂山荘から1時間10分ほどで西穂独標に到着(・∀・)
独標から先にも道はありましてここを進んでゆくと西穂高岳の山頂に行けます。
しかし、ここから先は完全なる上級者ルートですので俺程度の奴がいくと
速攻ガチ遭難で南無阿弥陀仏コースです。
手前にある白い山がピラミッドピークというポイントで
「天候が良ければピラミッドピークくらいまでなら行けるかも( ^ω^ )」
って密かに思ってましたけどルート見てたら明らかに危ないです:(;゙゚'ω゚'):天気良くても無理w
でも結構軽いノリで行っちゃう人がいるみたいで滑落事故等が多発してるようです:(;゙゚'ω゚'):
山のニュース見てても冬の西穂での事故ってやたらと見かけるもんな…
独標ですら帰りはここを下るからね\(^o^)/写真分かりにくいな←
例によってビビっていても自動では下山できないので
覚悟を決めて下りようと思うのだが人が続々と登ってくるので
なかなか下り始めるタイミングが難しいw
さ、さぁ行くか:(;゙゚'ω゚'):
初となるクライムダウンの体勢を取り後ろ向きで下ります。
大した距離ではないはずなのに全然進まないし
変な方向に下っていったりするので緊張感があります:(;゙゚'ω゚'):ガタガタガタ←
ひとまず普通に立ってられるとこまで下ったところ。
たったこれだけの距離なんですけどね( ゚ω゚ )w
しかし試練はまだ終わってはいなかった…
ここから団体で登ってくるグループがいまして登るペースがめっちゃゆっくり。
強制待機( ゚ω゚ )←
まぁ危ないとこなんで着実に登っていただきたいものですが
突っ立ってると風がモロに直撃して激寒です:(;゙゚'ω゚'):指先が痛くなってきた(危)
泣きそうになりながらモヤモヤっとした景色を眺めます( ゚ω゚ )早くしてくれー←
結局団体プラス後続隊のおばちゃんとかも容赦なく登ってきましてね…
15分くらい風に吹かれて待機してました(涙目)
冷え性なもんで指先が真剣に危険な状態になってましたよ\(^o^)/
ようやく独標下り終えました\(^o^)/力強く動いて身体を暖めないと(必死)
トラバース箇所をクリアするともう危険なとこはないので一安心。
ひーひー言いながら登ってくる人に「こんちゃーすwww」って挨拶しながら
颯爽と下るのが登山の醍醐味ですよね(クズ)
まだガスってるけど登りの時よりは視界があるな(・∀・)
丸山まで戻ってくると青空も見えてきた(゚∀゚)
いいねー( ^ω^ )
しかし独標方面は相変わらずガスガス( ^ω^ )w
そういえば独標からの下りではダブルアックスを使用して下りました。
とりダブルです(謎)
ちなみに独標くらいでダブルアックスを使用するのはややオーバースペックです( ^ω^ )←
でもこちらの方が明らかに安全だったので個人的には満足。
爽やかな景色を楽しみながら下ります。
西穂山荘が見えてきた(・∀・)来た時は真っ白だったけど周りはこんな感じなのかw
14時19分 独標からの下山開始より1時間10分くらいで西穂山荘に到着。
小屋の前でも素敵な景色が楽しめます(・∀・)ガスっていなければw
山荘の売店で名物の「西穂ラーメン」を食べようと思ったのだが
提供が14時までだったので大人しく雪のトンネルを通って宿泊棟へと向かった\(^o^)/
つづく
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