今年も冬の赤岳チャレンジ3 行者小屋で眠れない夜を過ごし翌日、文三郎尾根から登山開始
地蔵尾根を見事に敗退して行者小屋に戻ってきた俺。
部屋のコタツで身体を暖めます( ^ω^ )ありがてぇありがてぇ
しかしながら室内は恐ろしく寒いです:(;゙゚'ω゚'):w
廊下や大部屋はストーブ炊いてるんで快適なんですけどね。
ここで突然のトイレリポートです(・∀・)
標高2300mの山の中ですからもちろん水洗なわけがなく
芳しい香りが漂います(・∀・)w
しかも便器と床が一部凍ってます:(;゙゚'ω゚'):この床の水分とは…まさか
夜には窓も凍ってました( ゚ω゚ )キラキラしててキレイ←
冬季は手洗いの水道も利用できないので
消毒用アルコールでシュッシュして終わりです。
冬季でも近くにある水場は利用できるので
ペットボトルに飲水を汲んでおこうと玄関にいきますと( ゚ω゚ )靴パンパン
明らかに去年よりも人が多いです\(^o^)/大繁盛
外に出てみるとちょうど夕日タイムだったようで山が赤く染まってた(゚∀゚)うおー!
めっちゃいい色です(゚∀゚)
数分もすると夕日タイムは終了しました(・∀・)すげぇグッドタイミングだったな
水を補給して部屋に戻ります。
下駄箱から靴出して戻ってきたらもうスペースがなかったので
玄関の凍った床に置いときました(´;ω;`)w
ヒマだったので山小物リポートもします(・∀・)←
お役立ちアイテム オークリーのジョウブレイカープリズムスノーレンズ
今までは3000円くらいのお値打ちサングラスを使っていたのだが
たまたま見つけた「雪専用レンズ」ってのに惹かれて買ってしまいました(あほ)
専用とか言うだけあってか雪面が大変見やすい。
今までの黒いサングラスだと分かりにくかった雪の陰影がクッキリして
コースの状態を把握しやすい感じがした(・∀・)だから余計に地蔵尾根が怖かったのかもね!(言い訳)
ヒマ潰しも終わりまして18時半からお待ちかねの夕食タイムです( ^ω^ )
思えば昼飯は甘いものしか食ってなかったからね←
本日のメニューはビーフシチュー(゚∀゚)
うめぇうめぇ!やはり行者小屋の食事は間違いねえな( ^ω^ )
って喜んでがっついてたら同じテーブルで食べてた人に話かけられた。
ここではYさんとしておこう。
「今日はもう登ってきたんですか?」と聞かれたので
地蔵尾根でビビって敗退したことを自信満々に伝えました(あほ)
こちらもYさんに同じ問いかけをしてみたところ
「今日は阿弥陀岳登ってきました^^」:(;゙゚'ω゚'):マジかよ…
阿弥陀岳登るだけでも凄いのにさらに聞けばバリエーションルートだそうで南稜とか北稜だとか言ってた。
もはや全く別次元の人です\(^o^)/
海外の山も登っててモンブランやマッターホルンは普通に行けるよ!って言ってた(無理)
グランドジョラスも登ろうとしてガイドも雇ったけど直前で高熱が出て断念したって言ってて
「なんでそんなとこまで行っちゃうんですか:(;゙゚'ω゚'):」と聞いたら
「あれぐらいのとこ登っといたら次から職場で山行くって言っても休み取りやすくなるかと思った」
とか言ってた\(^o^)/なにそれw
俺とは明らかにレベルが違う人だったんですが何故か話は続いて
22時前までずっと食堂でしゃべってました( ^ω^ )w
Yさん「山登る前の日ってカーボローディングだって言ってお菓子とかたくさん食べちゃうよね☆」
俺「あー、それわかるー♪」
みたいなガールズトークや(おっさんですが)
「テント泊の際にエアー枕持っていくけど激しく寝にくい。
もう少し中身を改良できんもんか、持っていくときはスカスカで水入れたら謎の粉が適度に膨らむとか」
「テント泊の人に布団を貸し出す山小屋があっても良いのでは?」
みたいなビジネストーク(?)など色々と語り合いました。
3時間ほどの語らいを終え、もう発電機が停止して暗くコタツもついてない激寒の部屋に戻る。
去年は寒さで全然眠れなかったので今回は最初からダウンを着込んで
毛布もダブルにしたからバッチリだぜ!!!
って思ったのに今回も全く寝付けなかった( ゚ω゚ )←
この「山で眠れない症候群」なんとかならんか…(弱)
そして6時前に起床( ゚ω゚ )ぐぬぬ…
むちゃくちゃ浅い眠りと覚醒を繰り返したような思い出があり
全く寝た気がしません…
ご飯とお味噌汁は自分でよそうんですが
その列に並んでる時に立ちくらみがしました(危)
食欲も全然なかったけど本日が一番ハードなので頑張って食べておきました。
ちょっと吐きそうだけどアミノバイタルプロ飲んでおきますね( ゚ω゚ )w
準備して外に出てみるとガスったりしてることはなく
周りの山もハッキリ見えた(゚∀゚)今日の天気は微妙っぽかったけどなんとかなったな!
天に愛されし男の実力を見せつけてゆきます(謎)
装備を整えて7時7分に行者小屋前からスタート(・∀・)
去年は地蔵尾根から登ったので今年は文三郎尾根から登ってみます。
少し歩くと阿弥陀岳の分岐。
そういえばYさんは今日も阿弥陀岳登るって言ってたな( ゚ω゚ )どんだけ好きなのw
Yさんとは昨日寝る前に「また朝ごはんの時にでも!」って言ってたんだが
夕食時と違って席が自由だったのでごちゃごちゃになって
どこにいたのかそれともいなかったのか分からんかった\(^o^)/←
それはさておき、なんか変なダルさと胃もたれ感があるので
かなりゆっくりめに歩きますよ…(弱)
さらに夜からずっと玄関に靴置いてたもんだから
結構な冷えっぷりになっちまってて足先が冷えて痛い:(;゙゚'ω゚'):←
袋に入れて部屋に置いとけば良かった…。
しかし、程なく容赦ない登りが登場( ゚ω゚ )アイゼンが重たい←
登りの角度アップ:(;゙゚'ω゚'):
ヒーヒー言いながら登って稜線に出ました。やはり風が強まってきます。
まだ道幅は広いとは言えズッコケたら谷に滑落する可能性もあるので
慎重に歩きます:(;゙゚'ω゚'):
ピッカリ阿弥陀岳(謎)
登ってきた方面(・∀・)いい眺めだ
中途半端に埋まった急階段。
モリモリ登ります。
が、そこそこ風があってすでに必死の形相です:(;゙゚'ω゚'):
そして中岳分岐に到着。
ここから真っ直ぐに行くと中岳経由で阿弥陀岳に行けます。
俺の力量では無理ですが(・∀・)←
この中岳分岐からもう一段階風が強くなりました:(;゙゚'ω゚'):これはちょっとヤバい
ここからしばらく真っ直ぐ歩くのが無理になります\(^o^)/ふらふら
風の強さを表すかのように雪が飛んでて岩が見えてます。
さらに一部凍ってます。
ここを登っていくのか…
岩が増えてきました( ゚ω゚ )
昨年最も恐ろしい思いをした山頂直下のポイントを思い出しました:(;゙゚'ω゚'):
登りなら大丈夫だとは思うが果たして…。
慎重に登ってゆきます。
ビビり過ぎて写真に撮ってないけどコケたら一発アウトっぽいとこもあって
なかなか怖かったです(´;ω;`)←
登ってきたところ( ゚ω゚ )暗くてちょっと分かりにくいねw
そして竜頭峰分岐:(;゙゚'ω゚'):ここだ…
去年泣きそうになりながら下りてきてほっとしたとこで見た道標。
つまりこの上にトラウマスポットが:(;゙゚'ω゚'):
どうやらここっぽい( ゚ω゚ )?
右側の雪面から行くと切れ落ちてて怖そうだけど岩の間にも登れそうなとこあるな…
わりと普通に登れました\(^o^)/w
でもこうやって下り目線で見るとやっぱり怖いw
ここを下るってなるとパニックになるぜ\(^o^)/
登るとすぐに赤岳の山頂です(・∀・)8時31分に到着 行者小屋からは1時間半弱
出発当初は明らかに具合が悪かったんだが
中岳分岐過ぎて暴風モードになり怖さが増した頃から
そういった体調不良は消えていた(・∀・)w
そんで、ちょっと景色を楽しむか( ^ω^ )
って思ったけど向こうから人がぞろぞろ来てるし相変わらずの強風なので
早めに移動することにしました(弱)
つづく
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