初めてのテント泊登山4 雷鳥さんに励まされつつ地獄の早月尾根下りが始まる…
今から標高2999mの剱岳山頂から標高760mの馬場島まで下ります\(^o^)/
早月小屋が見えた(・∀・)
限界までズームしてみたけど俺のマイホームはギリギリ見えなかった(´;ω;`)←
早月尾根ルート名物のボルトに足乗せて渡る鎖場(・∀・)写真だとボルトが分からんw
去年はこの辺で雷鳥さんに遭遇できたんだよなぁ…( ゚ω゚ )
今年は天気が良いから雷鳥さん出てこないかな(´;ω;`)
鳥の気配を感じたので撮影してみたが雷鳥さんではなかった…( ゚ω゚ )謎の鳥
しかし大丈夫だ!雷鳥さんは出てきてくれるはず!!!
何故なら俺は去年雷鳥さんと友達になったからだ!(岩で頭でも打ったのかな?)
でも雷鳥はかなり標高の高いとこにいるわけで
この辺で遭遇できないとかなり望み薄になってくるな…(感情の浮き沈みが激しい)
ちょっと悲しくなりながら歩いてたら岩の上に太ったスズメみたいなのがいた( ゚ω゚ )?
( ゚ω゚ )!!!!
:(;゙゚'ω゚'):あれは雷鳥の子供さんじゃないのか?
だとすると近くには…
いた!(゚∀゚)なんか無駄にカッコイイw
何故か向こうから近寄ってくる( ^ω^ )オッス!オラ、おっさん!
まさか、お前は去年見た「鳥五郎」なのか?( ゚ω゚ )
そうだ!きっとそうに違いない!ハハハ、大きくなったな!(今度カウンセリングも受けましょうね)
カーチャンに付いて行く奴ら。
じっくり見てて気付いたけど
雷鳥ってあんまり飛ばずにポテポテ滑落しながら下りていくんだね…
一瞬だけカーチャンが2mほど飛んでたけど基本は
こんな感じで下りて(落ちて)た( ゚ω゚ )w
雷鳥は逃げたりせずにたっぷりと写真撮影させてくれるから大好きだ( ^ω^ )
最後はハイマツの中にモソモソ入っていって気配が消えた( ^ω^ )さらば
雷鳥撮影に15分も費やしてしまったぜ( ^ω^ )w
雷鳥タイムで緊張感がほぐれ過ぎて気が抜けた( ゚ω゚ )気をつけないと←
まだまだ先は長いなぁ。
この辺から登ってくる人が増えてきてすれ違い待ちが多くなってきた。
日帰りっぽい装備の人も多かったな…恐ろしや。
山の斜面を熱心に撮影してる人がいたのでそちらを見てみると
また雷鳥がいた( ^ω^ )w
さっきよりも距離があって子供さんは草に隠れちゃってるのでなかなか見辛い…
2回目の雷鳥休憩は10分弱で切り上げ、先を急ぎます。
微妙に歩きにくい雪渓をクリアして
2600m地点を通過。
ジャンジャン下ります。
振り返ってみる(・∀・)さすがに山頂はかなり遠くになってきたな。
なにやら下の方がモクモクしてきましたね…
と思った矢先、目の前すら白くなってきた\(^o^)/素敵な眺めおわりw
小屋がかなり近くになってるはずだが何も見えねえ\(^o^)/
さらに段々と木が多くなってきて蒸し暑くなってきた( ゚ω゚ )ハァハァ…
人ともすれ違う事が多くなり黙々と下りまして
9時33分 真っ白な早月小屋に到着\(^o^)/昨日と同じ景色だね(悲)
ちなみに山頂からの下りコースタイムは2時間11分( ゚ω゚ )登りより遅くなっとる←
小屋でカップラーメン買ってお湯沸かして食べようと思ったらお湯入れてくれた( ^ω^ )
しかも桃のゼリーまで付けてくれた( ^ω^ )( ^ω^ )( ^ω^ )
去年お弁当頼んだ時も同じゼリーが入ってたなw
ありがたくいただきます( ^ω^ )ズビビビビ
普段、汁は全然飲まないんだがこの先の汗だく地獄を想定して
水分&塩分補給のために全部飲んだ。
ちょっと休憩してマイホームを撤収します( ゚ω゚ )うわぁ…めちゃくちゃ結露してる。
10時34分 早月小屋から馬場島へ向けての「本番」がスタートする:(;゙゚'ω゚'):
ここから先が一番しんどいと覚悟をしていたはずなんだが
その覚悟すら打ち砕くほどの地獄が待ち受けていました(・∀・)←
さっきまでの山頂ピストンでは軽いザックだったので比較的楽だったが
ここにきてフル装備ザックになったもんだから足がビックリしてます(弱)
去年は水が足りなくなって二重三重の苦しみを味わったので
さきほど小屋で水2リットルを追加購入してザックに詰めたんですが
それはそれで重たくてしんどいです←
馬場島まであと標高差1200m…( ゚ω゚ )
重たいザックを背負っての早月尾根下りは想像以上のキツさがあります( ゚ω゚ )もう嫌だ
ちょいちょいバランスが崩れるので両手も使っておりてゆきます。
そもそも膝がもう…危険がアブナイ感じになってきてます(謎)
木の根っ子が階段代わりになってるとこが増えてきて
スリップする事が多くなります:(;゙゚'ω゚'):
この辺からまた登ってくる人が増えてきました。
すげぇ数の団体さんが2組ほどいて「今日から登り始めてたら最悪だったな(・∀・)」って思いました←
っていうか早月尾根もかなりの人気スポットじゃねえか\(^o^)/他所に比べればまだ少ないのかな
1600m地点まで辿り着いたら休憩しよう…:(;゙゚'ω゚'):
って思ってたのにそこでは数名のオッサンが休憩してたので瀕死のスルー(あほ)
謎の「寝たら死ぬぞ」フラッグ( ゚ω゚ )
本当に危険なレベルで膝がガタガタになってきた…
やたらと躓くし早く休憩しないと:(;゙゚'ω゚'):
標高1400m地点にはちょうど良い感じに休憩用の切り株が設置されていた( ^ω^ )ありがてぇ
ヨレヨレっと座り込んで水分補給。そしてついにストックを取り出します。
手を使いながら下りることは分かっていたので今回は1本だけ持ってきました。
のんびり休憩してたら下りの人が続々とやってきて
よく見たら2800m付近ですれ違った人とかいました( ゚ω゚ )みんな早いね(遅)
10分くらい休憩して再スタート。
ここから先は気力と根性とガッツのみで下ってたのであんまり意識がありません(危)
似たような風景ばかりで精神的にも厳しいものがあります( ゚ω゚ )2600mから上は良かった(遠い目)
早月小屋からジャスト2時間で標高1200m地点。
凄まじいゆっくりペースで下ってゆきます:(;゙゚'ω゚'):段差1段につき2歩w
この辺まで来ると「どんだけ下らすねん…」と言い様がない怒りが湧いてきました(身勝手)
馬場島まであと1キロ(´;ω;`)あと少しだ…
ようやく傾斜が緩やかになります。でもしんどいです←
タマゴタケ(・∀・)見た目ヤバそうだけど食えるらしいよ(マル得情報)
おぉ!あの看板は(´;ω;`)昨日のスタート直後に見た…ということは!
13時23分 馬場島に到着(´;ω;`)俺は助かったんだな(感動)
早月小屋からの所要時間2時間50分。
剱岳山頂からの所要時間6時間(雷鳥休憩含む)
登山口のすぐ近くにベンチがあったからしばらく座ろうと思ったが
ハチが飛んできたので馬場島荘まで避難します(´;ω;`)←
次回 全く山登りには関係ない富山市内編につづく
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