冬の唐松岳登山3 山頂で素敵な景色を楽しんだ後、真っ白な世界の中を涙目で戻ってゆく
丸山ケルンでおにぎり休憩して再スタート(・∀・)
と、いきなり目の前がガスガス( ゚ω゚ )!?
しかしすぐに消えた(・∀・)良かったぜ!
ここから先ちょいちょいガスってきます…
八方尾根は天気が良くても午後からはガスってくる可能性が高いそうなので
注意が必要だと何かで見ました( ゚ω゚ )すでにお昼過ぎですからね
おぉ…( ゚ω゚ )
この辺りでこのまま進むか検討中っぽいグループもいました。
俺はモリモリ進むぜぇ!(・∀・)
って思ったけどこの先なんかヤバそうな気配が…
少し戻ります←
ここからストックを片付けてピッケル登場( ^ω^ )安心と信頼のとりピッケル(謎)
やはりピッケルにしといて正解でした:(;゙゚'ω゚'):わりと怖い
でも赤岳の時と違ってあんまりしっかりとピッケルが刺さるとこがないような気がする…
登ってきたところ( ゚ω゚ )細尾根とちょっとしたトラバースがあります
細尾根はまだ続きます( ゚ω゚ )
一箇所ピッケルを刺すとこがないくらいの細々尾根があり
ものすごいへっぴり腰で歩きました:(;゙゚'ω゚'):←
ここもまた右側の雪にピッケルがしっかり刺さらずちょっと怖いです。
他所のブログを見てると「基本的に危険箇所はありません^^」とか書いてあるのにね…(技術不足)
そんな様々な危険箇所(俺的)を超えると突然に…
どーん(゚∀゚)おぉ!!!
唐松岳頂上山荘と共に大パノラマの素晴らしい景色が登場する。
写真だとちょい微妙だけど実際ここに来るといきなり景色が変わることもありテンション上がります。
他の人も大体ここに出てくると「おぉ!!!」って言ってましたw
さぁ、唐松岳の山頂はもう目前だ(・∀・)あのてっぺんな
ラストの登り:(;゙゚'ω゚'):やたらと足がしんどい(弱)
山頂直下の登りがこれまた結構キツくて団体さんが渋滞してたので
先に行かせてもらおうと少しスピードアップしたら
軽い呼吸困難みたいな感じになって「酸素薄いのかな?」って思いました(危)
唐松岳頂上山荘から15分ほどの13時ちょうどに唐松岳山頂(2696m)に到着(・∀・)
なんやかんやで八方池山荘から3時間かからんかったな。
山頂からは素晴らしい景色が楽しめます( ^ω^ )これを見に来たんだ
ただ、こんだけ山だらけなのに「あれが剱岳…かな?」とかそのくらいしか分かりませんでしたが(あほ)
白馬三山の方はモックモクになっとるでごわす( ゚ω゚ )
景色をもっと楽しみたい気もしたが唐松岳山荘が見えた辺りからいきなり風が強くなっており
あまり長居出来ないレベルの寒さになってたので10分少々で下山を開始する。
登りの時はそうでもなかったのに下り始めから「ちょっと怖いな…」
とビビりながら下ります←
そんで唐松岳山荘を過ぎたらやはり風は一気に収まって安心したんだけど
なんか様子がおかしい( ゚ω゚ )
すっげぇ白くなってる( ゚ω゚ )
前方の地形が全く分からなくなってきた…
あ、これがホワイトアウトってやつか(遅)
この時の俺はまだ「トレース辿っていけば余裕だろ( ^ω^ )」って思ってた。
思ってた…
真っ白な世界の中をフラフラと彷徨い続けます。
おかしいな、登ってきた時は左右に山が見えてたはずなのに( ゚ω゚ )
写真撮ってもよく分からんので黙々と進みます。
そんで何とか丸山ケルンまで戻ってきた。
と、このすぐ先で問題発生\(^o^)/
トレースが左右に分かれててどっち行けばいいのか微妙\(^o^)/
ちょうど人がいるからそれについていってしまおうか…と危険な発想が浮かんだが
先を歩いてた人たちも立ち止まって「これどっち?」「多分こっちだと思うけど…」
みたいな事言ってる\(^o^)/w
登りの時はほぼ一本道だと思ってたけど分からんようになるもんだね…(怖)
こういう時は慌てずにガスが薄くなるのを待ってみるんだよな( ^ω^ )
って少し待機してたらわずかに地形が見えた(゚∀゚)やるじゃんw
結構視界がクリアに(゚∀゚)ホワイトアウトタイム終了か!
かあああああああ:(;゙゚'ω゚'):←
おっ、この木が生えてるゾーンは覚えてるぞ(・∀・)
多分ね…( ゚ω゚ )
どこをどう撮ってんのか分からなくなってきました( ^ω^ )w
少し進むと念願のケルンが登場(゚∀゚)
白馬連峰展望図キター(゚∀゚)
顔ケルン兄貴オッスオッス( ^ω^ )
見覚えのあるものが登場することがこんなに嬉しいなんて( ^ω^ )w
もうかなり近くまで戻ってきたな( ^ω^ )
って油断してたら辺り一面踏み跡だらけでどちらに進めばいいのか分からなくなった:(;゙゚'ω゚'):ぐぬぬ
しかも後方でおばちゃんが
「あ、あの人あっちに行ってるから合ってるんじゃない?」とか言ってる:(;゙゚'ω゚'):危ないからついてくんな!←
慎重に歩を進めると前方にかすかな三角形( ゚ω゚ )!!!
ケルンありがてぇ(感涙)
確かこの近くにもうひとつケルンがあったはずだ( ゚ω゚ )
(゚∀゚)!
ケルンをフル活用してます( ^ω^ )w
こっから先はもう下っていくだけで大丈夫!( ^ω^ )のはずだ!
そして15時3分 八方池山荘前に帰還(´;ω;`)俺は助かったんだなw
色々ありましたが往復5時間弱で戻ってこれました( ^ω^ )
本日はこちらの八方池山荘に宿泊予約を入れていたので早速チェックイン。
モンベルカード提示で500円オフになります(マル得情報)
俺が指定されたのはトイレと下駄箱に挟まれた素敵なロケーションの102号室( ^ω^ )w
部屋にはすでに2人いてHさんという俺より少し年上っぽい人と
もうすぐ60歳になるというおっちゃんでした。
2人ともちょっと前に山荘に着いたばかりで明日登るようだ。
そしてここからひたすら山トークになる( ^ω^ )
みんな謙遜して「そんな大したとこ行ってないですよw」
みたいな事言うんだが話が進むとHさんは
「昨年末に西穂高岳登ってきました^^」とか言うし
おっちゃんの方も夏山で穂高連峰は行き尽くしたみたいな事言ってて
ガチで大したことないのは俺だけだった( ゚ω゚ )六甲山たのしい←
おっちゃんの持ってきてたピッケル。シャフトが木製である( ゚ω゚ )渋いw
「でもずっと使ってるわけじゃなくてちょっと前にネットオークションで買ったんだよねw」
とのことでした。
その瞬間に「木製シャフトのピッケルをネットで買ったとかいうのどっかのブログで見たような…」
と密かに思ってた俺。
おっちゃんは登山中に動画とかも撮りまくってyoutubeにアップしたりしてるって言ってたし
なかなかの有名人なのかもしれない( ゚ω゚ )結局詳しくは聞いてないですけど←
話の途中で一人ずつ離脱してお風呂入りました( ^ω^ )
そう!八方池山荘は山小屋なのにお風呂があるのだ(・∀・)ありがてぇ!
オッサンが3人も入ればいっぱいになりそうな浴室ではあるが
ボディソープも備えられておりスッキリサッパリできました( ^ω^ )
洗面所で歯も磨けるしトイレは水洗なんだぜー(・∀・)
便座に木のフタが乗ってたりケツ拭いた紙を満タンのゴミ箱に突っ込んだりしなくていいんだぜー(・∀・)w
部屋に戻ってからも夕食タイムまで山トークは続いた。
そして18時。
食堂へ向かう(・∀・)メシだ、メシだー!
これまた山小屋としてはちょっと珍しい?バイキング形式です( ^ω^ )
どれも美味しかったけど豚の角煮とエビカツは特に良かった!
ちょっと奮発してドリンクも買ってしまいました( ^ω^ )疲れた肉体が糖分を欲している
そしたらおっちゃんに「ご飯にコーラって…なんか凄いねw」って言われました\(^o^)/
「いや:(;゙゚'ω゚'):普段は大変ヘルシーな、あの、お茶とか水とかそんなの飲んでるんですけどね!
今日は山登ってきてしんどいから糖分をアレしようかなと、うん、普段はそんなことないんですよ!
だってご飯にジュースとか中学生みたいですもんね!普段はお茶ですよ!」
と何故か必死の弁明を行いました(あほ)
そして食堂のテレビが天気予報タイムになるとみんなザワつく。
うん、結局あのガスガス状態ずっと続いてるんだ…
夕日とか星空を楽しみにしてたけどそんなもん少しも期待できないレベルで真っ白なんだ…
おっちゃんもHさんも「明日は厳しそうだな…」ってヘコんでた。
でも俺は「明日もそこそこ景色が楽しめるはずですよ!」と力強く語った。
それに続けて「何故なら俺は(天に愛されし男)だからだ!」って言おうかと思ったけど
救急車とか呼ばれたら困るから止めた(賢明)
明日は何時に出発するか特に決めてないんだが
時間に融通がきくように朝食を弁当に変更してもらった(・∀・)結構充実した弁当だな
よく見たら使い捨てタイプの紙まくらカバー( ゚ω゚ )よく考えられておるな
そんなこんなで布団敷いて明日の準備しつつトークを楽しむ。
21時消灯ではあるがみんな横になり始めたので「電気消しましょうか」てことで20時半くらいに自主消灯。
つづく
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