冬山の赤岳にチャレンジする3 ついに赤岳へアタック開始、地蔵尾根から登り始める
6時前に起床( ゚ω゚ )寒さにやられて何度も目が覚めたので
寝たのか寝てないのかよく分かりまへん(弱)
すでに出発準備してる人がいたり外でもヘッドライトの明かりがチラチラしておった。
俺はゆっくり朝ごはん( ^ω^ )朝食は6時半から
昨日の夕食がインパクト大過ぎたので朝食は普通な感じ。
定番のアミノバイタルプロを補給しながら装備を整える(・∀・)こいつがないと登れない←
さらば行者小屋(・∀・)ご飯美味かったぜ!
颯爽と小屋から出ようと思ったが玄関?でみんな靴履いてゲイターを着けようとしたりして
大混雑\(^o^)/10分くらい待ちました…
で、ようやく外に出てみると(゚∀゚)うおおおおおお!
昨日のガスガス状態とは打って変わってすっきりクリアな世界が広がっておった。
さすがに結構な寒さだな( ゚ω゚ )
息を吸うと鼻の中がピキピキ凍るっぽい感じになるということは
マイナス5度以下ってとこか(謎の基準)
しかしながら例年に比べるとかなり暖かい部類になるのであろう事を見越して
装備はちょっと気温高め仕様にしておいた。
厳冬期仕様のグローブとか新しく買って持ってきたのに
ザックに入れたまま終わりました\(^o^)/ザックがパンパンで邪魔だったw
例によってそんなワシの装備を備忘録として記載する。
本日感じたなんとなくの最低気温と風速 気温マイナス5度 風速15mくらい
上(樹林帯では少し汗が出てヤバいかと思ったが稜線に出たらちょうど良かった)
モンベル ストリームジャケット
モンベル シャミースジャケット
モンベル スーパーメリノウールMW
ファイントラック フラッドラッシュアクティブスキン
下(常にいい感じ 寒さはほぼ感じなかった)
ファイントラック エバーブレスアクロ
モンベル ジオラインMW
ファイントラック フラッドラッシュアクティブスキン
グローブ(歩き始めは指先がちょっと痛かったけど身体が温まるとそれ以降は問題なし)
モンベル アルパイングローブ
モンベル シャミースインナーグローブ
顔、首周り(暑かったりもしたが強風に吹かれるとバラクラバが使いたくなった)
ファイントラック アルパインビーニー
モンベル クリマプラス200ネックゲーター
そんなこんなでアイゼンも装備して7時半過ぎにスタート(・∀・)
今の今まで文三郎道から登るか地蔵尾根から登るか迷っていたのだが
みんなぞろぞろと文三郎道へ歩いて行くのを見て地蔵尾根から登ることに決めた(・∀・)w
事前にネットで下調べしてみたんだが
文三郎も地蔵もどちらも「こっちの方が危ない」って書いてあるし
「こっちの方が登りやすい」って書いてあるんだよな…w
まぁその時の雪の状態とかでも変わってくるのかな。
そんなこんなで登り始める。
昨日は周りを見てもほとんど何も見えなかったが今日はかなり遠くまで見えます(゚∀゚)
地蔵尾根は結構な急登とは聞いていたが本当になかなかのもんです。
しかも階段が雪で大体埋まってるので登りにくい…全部埋まっとけよ。
ひーひーふー(´・ω・`)
しかし、こんな急斜面でも「とりピッケル」さえあればバッチリ登ることが出来るぜ!
猛々しいとりのイラストが俺に勇気を与えてくれる(謎)
とりの絵を見ながらニヤニヤして登ってきたら前を歩いてたグループの人が待ってて
「あ、先に行ってもらいましょう」と言われました。
(なんであいつニヤニヤしながら登ってきたんだ…危ねえな)と思われたのは間違いねえ(悲)
モリモリ登っていきます。
昨日はほとんど雪が降っていなかったのでトレースがしっかりあって安心( ^ω^ )
あれは阿弥陀岳か(゚∀゚)美しい
また半端に埋まった階段を登ったり
恐怖のトラバースをしたりしながら進みます:(;゙゚'ω゚'):結構怖いっすね…
それにしてもかなりの登りごたえだぜ…
ピッケルもしっかり駆使しないと登りにくいってのは初めてだ。
だがそれがいい(・∀・)おもしれー
なんか息も切れやすくなってきたような…( ゚ω゚ )もう標高2600mはあるだろうからね
だがそれがい(以下略)
右を見ると赤岳さんが見えてきた(・∀・)うおおおおお
そして地蔵尾根の核心部とよく言われ恐れられているナイフリッジが登場(・∀・)分かりにくい(写真下手)
雪が少ないからかそんなに恐怖感なく普通に歩けました\(^o^)/
赤岳天望荘と赤岳(・∀・)
左を見ると横岳(・∀・)うーん、最高だぜ
こちらは阿弥陀岳と中岳( ^ω^ )どこを見ても絶景
行者小屋から1時間で地蔵ノ頭にやってきた。
さすがに稜線に出るとそこそこ風があります。
地蔵尾根って言うだけあってお地蔵さんがいます…( ゚ω゚ )!?
お地蔵さんビーム出てます(謎)
これから登る赤岳を望む(・∀・)男の浪漫やな(謎)
おっ!(・∀・)
フッジサーン( ^ω^ )ありがたや、ありがたや
稜線上は風が強く雪が飛んでることもあり岩が少しのぞいてて
アイゼンつけてるとちょっと歩きにくいです。
地蔵ノ頭からちょっと歩くと赤岳天望荘に到着。
こんなとこで冬季営業中とか凄すぎるw
建物がいい感じに防風の役割を果たしているスペースがあり
ほとんど風がなかったので休憩タイム。チョコベビー食う。
分厚いグローブでも開けやすくて食べやすくチョコの粒が小さいので
寒い場所でも比較的ナチュラルな口溶け(・∀・)これは冬山にはうってつけだな
結構暖かいと思っていたがザックに入れてたペットボトルの水はちょっと凍ってた。
休憩を終えてついに赤岳へ登頂開始(゚∀゚)なんかテンション上がる風景だぜ!
アイゼンとピッケルを確実に効かせながら息を切らしつつ登ってゆく。
デジカメのモードが変になってて間違って撮ったけどなんかいい感じになってたやつ(謎)
時折かなりの強風が:(;゙゚'ω゚'):
こういう結構ヤバそうなポイントで風吹いてきた時は「空気読めや…」って思いました:(;゙゚'ω゚'):
転げ落ちたら止まらなさそう(・∀・)やめられない止まらない(違)
山頂までかなり近づいてきたっぽいな。
もうすぐだな(・∀・)
って油断してたら右側がズバッと切れ落ちたとこを岩にしがみつきながら通らないといけないとこがあり
高所恐怖症の俺には相当な恐怖感がありました:(;゙゚'ω゚'):これはそこを通過後に振り返って撮影したものです
怖い場所は写真を撮る余裕がなくなるから
結局どういう感じで恐ろしいのかが伝わらなくてダメだな\(^o^)/w
でもそこを抜けるともう山頂は目の前(゚∀゚)
赤岳頂上山荘の横を通ります(・∀・)ここは冬季休業です
おぉ…(・∀・)
赤岳天望荘から35分 行者小屋から2時間弱で赤岳山頂(2899m)に到着
ここまで無事来られたのもこの「とりピッケル」のおかげです( ^ω^ )←
そして気温がそこそこ高めで雪なし、風もそこまで強くないという
冬の赤岳にしてはかなり登りやすい状態だったのがかなり大きいだろうな。
山頂もそんなに風がないしゆっくり景色を楽しむとしますか( ^ω^ )
つづく
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