剱岳 別山尾根ルートチャレンジ まずは室堂から剱沢小屋へ向かう

毎年恒例となってきた7月海の日連休での剱岳登山。

 

しかし、いつも天気が微妙( ゚ω゚ )w

 

一昨年は台風が直撃してJRが運休。

昨年は天気悪すぎて連休の翌週に振替。

 

そして今年も明らかに週末の天気が悪い\(^o^)/

こうなったら「彼」にお願いするしかあるまい…

 

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そうです!てるてる坊主の「てるお」兄貴です!(誰も覚えてない)

 

「今週末に山行きますんでどうか宜しくお願い致します:(;゙゚'ω゚'):」

って祈願したら雨風強い予報だったのが翌日には曇り程度に回復した( ゚ω゚ )マジかw

 

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一時期は本当に電車や宿のキャンセルも検討してたほどの予報だったが

てるお兄貴のおかげで無事決行(・∀・)始発のサンダーバードで富山へ向かいます

 

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富山駅前に到着( ^ω^ )久しぶり!

 

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すぐに富山地方鉄道に乗り換えて目指すは立山駅。

 

これまではいつも上市駅からの早月尾根ルートだったんですが

今回は初となる立山からの別山尾根ルートです。

 

当初の予定では早月尾根から登って別山尾根で下山のつもりだったが

宿泊を予定していた早月小屋の営業がこの翌日からで

「テント背負って別山尾根は危険過ぎる…そもそもしんどい(弱)」

ってことで別山尾根往復の登山計画となりました。

 

剱岳の別山尾根ルートは岩と鎖場だらけで恐ろしいし

人気ルートで人も多いから絶対に行くことはねえな。

ってずっと思ってたのにどうしてこうなった…。

 

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そんなことを思いながら電車に揺られつつおにぎり食う。

 

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富山地方鉄道は渋い木造駅舎が多くて車窓からの風景が素敵です(・∀・)

 

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今日はかなり天気が良さそうだな( ^ω^ )問題は明日ですが

 

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一時間ちょいで立山駅に到着。

 

ここ最近、最高気温が35度をオーバーしようかという世の中で

室堂の気温は驚きの15.9度(゚∀゚)極楽じゃ!

 

室堂へ向けてまずはケーブルカーに乗ります。

 

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室堂までは観光客と登山客が入り混じってなかなかの混雑感です。

 

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ケーブルカー乗車(・∀・)繁忙期は1時間待ちとかあるみたいで怯えてたけど今日はすんなり

 

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立山駅から美女平駅に移動。

続いてバスに乗りますがここも結構な列。

 

しかし、バスは増便があるだろうから大丈夫だぜ!

と余裕の態度で近くの売店で水買ったりトイレ行ったりしてた。

 

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予想通り出てた増便のバスに乗りまして室堂到着。

立山駅から室堂の所要時間はスムーズに行けば1時間ちょいってとこですな。

 

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座ってただけなのにすでに標高2450m( ^ω^ )w

 

標高700mくらいから登り始める早月尾根とはエライ違いですな。

 

そんなわけで俺は以前から別山尾根ルートを

「岩場の技術はいるけど体力的には結構楽なコースである」と思っていた。

 

それはとんでもない間違いだったんですけどね←

 

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まずは登山届を書く。

 

書いたら近くにいる係のおっちゃんが内容を確認するという念の入れ方です。

 

「うんうん…別山尾根ルートですね? ん?

明日は11時間くらいかかる行程だけど大丈夫ですか?」

 

俺「はい、大丈夫です!(えっ、そんなにかかるの?)」

 

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一抹の不安を覚えつつも登山届を提出←

 

昼からはずっと曇りなんですね…( ゚ω゚ )

 

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外に出てみる( ゚ω゚ )結構ガスってんね

 

外に出ようとした時、出口がよく分からなくて間違った方向へ

自信満々に歩いていったのは秘密だ(早速の迷子力)

 

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剱岳(上級者)( ^ω^ )ヤバいかもしれん←

 

室堂からは剱岳だけではなく立山三山の縦走なんかも楽しめたりします。

 

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立山玉殿の湧水( ゚ω゚ )こんなのあるんだ

 

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めちゃくちゃ冷たくてうめぇ!売店で水買わなくて良かったじゃねえか!!!(涙目)

 

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しかも買った水ってモロにここの水じゃねえか!!!(´;ω;`)160円かえして(あほ)

 

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ガスガスで景色も楽しめず、ちょっと泣きそうになりながらスタートします。

 

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みくりが池(・∀・)

 

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バスから降りたら結構寒かったんで上着を装着したんですが

歩き始めたらすぐ暑くなってきたので下界と変わらない半袖スタイルに戻す。

 

まずは雷鳥沢ってとこに向かえばいいみたいだが道合ってるかな←

 

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石畳が歩きにくい(いきなり愚痴る奴)

 

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有毒ガス:(;゙゚'ω゚'):

 

さっきから温泉的な香りが強くなってきてるが

どれくらいでヤバくなるのかが分からない…

 

この辺から観光客らしき人の姿は見なくなった。

 

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モリモリ進みます。

 

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何気にしんどいですね…(まだ観光エリアです)

 

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テントが見える(・∀・)あそこが雷鳥沢のキャンプ場かな

 

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一旦下ります。

 

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げっ( ゚ω゚ )雪が…

 

バランスが悪いのか何なのか俺はこういう所で無駄にスリップするので

雪渓とかが大嫌いです( ^ω^ )早月尾根でもコケちゃいました

 

今年は雪解けがかなり遅くて先週くらいまでは

「剱岳はまだピッケルと12本爪のアイゼンが必要な上級者向けのコースになっています」

って山小屋のブログとかで書いてたくらいなのでここから先も苦戦しそうです。

 

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これより予想される厳しい闘いに備えてアミノバイタルプロを補給しておきますが

手が震えてたのか写真ブレてる(怯)

 

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ぐぬぬ…

 

「別山尾根は岩場ルートだからストックなんか持ってきたら邪魔になるだけだぜ!」

って思って何も持ってこなかったが失敗でした\(^o^)/完全な準備不足

食べ物の心配しかしてなかった(あほ)

 

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靴に雪が入ったりしつつ何とかキャンプ場まで下ってきました( ゚ω゚ )もうしんどい←

 

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そういえば下ってきたのはいいけど、ここからどっちに進むんだろう(・∀・)

 

眼前には雄大な山々が連なるばかり…

 

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えっ、これ登るの( ゚ω゚ )

 

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半分以上雪に覆われてるんですけど登れるんですかね…

等と思いながらちょっと怖い橋を渡る。

 

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やっぱりこういうとこを登るんですね…\(^o^)/確実に滑るw

 

キックステップを駆使して着実に進みます。

 

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景色が広大過ぎてあんまり進んだ感じがしない( ゚ω゚ )ひーひーふー

 

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ひたすら黙々と雪を蹴る。

 

ストック持って来ればよかった(うるさい)

 

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おっ(゚∀゚)雪渓終わりかな!

 

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おっしゃー!( ^ω^ )ここからペースアップですな!

 

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また長々と伸びる雪渓が( ゚ω゚ )←

 

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ヘコみながらヘコんだとろろ昆布おにぎり食ってエネルギー補給。

 

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夏道?と雪渓を交互に進む感じになってきた。

 

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かなりガスが濃くなってきたな。

 

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傾斜がキツくなってきてジグザグに歩くようになる。

 

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雪渓が減ってきて岩岩しさが増してきた。

 

そして風が強くなり寒い:(;゙゚'ω゚'):

 

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果てしないなぁ:(;゙゚'ω゚'):

 

おぉ!(゚∀゚)建物が見えてきた!!!

 

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室堂を出発して1時間半で剱御前小舎に到着。

 

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ここから剱沢の方へ下ります( ゚ω゚ )せっかく登ったのに←

 

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本日の宿泊先である剱沢小屋。

明日、明後日は満員で宿泊できないようだ(゚∀゚)早めの日程で良かった!

 

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一面ガスってて景色も楽しめないしやたらと寒いのでさっさと剱沢へ向かう。

 

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また雪の上を歩くんですね( ^ω^ )もういやだ

 

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ストック持(以下略)

 

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雨降ってきやがった\(^o^)/

 

今日はもうすぐ小屋に着くだろうからいいけど

あんまり降ると明日は濡れた岩場でつるりんちょになるじゃねえか(謎)

 

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剱沢キャンプ場を通過。

 

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あの建物かな(・∀・)

 

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室堂から2時間10分で剱沢小屋に到着(・∀・)雪渓で苦しんだわりには予想より早かった

 

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お部屋にイン 上下に分かれてるタイプで下のエリアを指定されたが

布団の場所は自由に選べた。

 

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チェックインの際に小屋番さんがめっちゃ詳しくコースの状況を教えてくれた(・∀・)

 

登山道に雪が多かったけどこの三連休に向けて整備してくれたので

ほぼ夏山ルートになってるそうだが要注意ポイントはいくつかあるので気をつけてねってことだった。

 

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明日は早朝出発になる予定なのでコースを確認しておく。

 

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まずは小屋の裏を回って雪渓歩いて剣山荘に行くらしいが…( ゚ω゚ )

 

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道っぽいのがあるけどあんなとこ歩くのか( ゚ω゚ )朝っぱらからアレは嫌だな(弱)

 

ビビっただけでコースチェック終了←

 

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夕食まで時間があるので館内散策(・∀・)トイレはまさかの水洗

 

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談話室にはテレビもあり(゚∀゚)

 

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なんとシャワー室もあります( ゚ω゚ )すげぇ!

 

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汗を流す程度ですがこんな山奥でホットなシャワーが使えるなんて

どんな謎のテクノロジーなんだよ!(歓喜)

 

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ねずみホイホイ( ゚ω゚ )出るの?

怖いから中身は見ませんでしたけど。

 

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再び外に出てみたらガスが晴れてた(゚∀゚)うほー

 

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素晴らしい( ^ω^ )

 

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17時過ぎに夕食タイム(・∀・)富山ポークうめぇ!

 

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明日の天気をチェック( ^ω^ )登ってる頃はちょうど晴れ予報!

 

まぁ立山町の天気なんで山の方はどうなるか分かりませんけどね。

 

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夕食時間を過ぎても下段フロアには俺を含め2人しかいなくて

お互いに「もう人来ないですよね!やったー!」って言ってた(・∀・)w

 

上段には3名ほどいるようだが昼寝しててもイビキが聞こえなかったし

今回は今まで一番静かな相部屋になるかもしれんな( ^ω^ )

 

一応耳栓を用意しつつ21時の消灯時間まで本とか読んだ後、就寝。

 

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本日の歩数16418歩 距離11.4km 消費カロリー415kcal

 

つづく


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オッス!オラ、マネケンワッフル!(謎)

 

3時45分起床。

同じ部屋だった人はみんな朝食を食べてから出発するようなので

俺だけコソコソと廊下でワッフル食べながら準備する。

 

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ヘルメットにヘッドライトを装着。

 

今までヘッドライトって山小屋で夜中にトイレ行く時にしか使った事なかったので

数年の時を経て初使用です(感動)

 

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外に出てみるとすでにそこそこ明るい。

 

そして何より天気が良さそう!(゚∀゚)てるお兄貴ありがとうw

 

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剣山荘方面を見てみるとヘッドライトの明かりがチラホラ。

 

別山尾根ルートは人が多くて鎖場ですぐに渋滞が発生すると散々見聞きしていたので

早めに出発しておきたかったのだがみんな考えることは同じだな(・∀・)

 

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軽く準備運動して4時5分に剱沢小屋前からスタート!

 

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今日は気合を入れてアミノバイタル ゴールドを補給しておきます( ^ω^ )w

 

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気合を入れたはずでしたが雪渓が一部凍結してて恐ろしい:(;゙゚'ω゚'):←

 

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へっぴり腰で「早く雪渓終われ雪渓オワレ…」って唱えながら歩いてると

剣山荘が見えてきた。

 

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25分くらいで剣山荘前( ゚ω゚ )結構距離ありますね(雪渓でビビってただけ)

 

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剣山荘の裏手からついに登山が始まります。

 

まず目指すは一服剱!

 

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しかし、また雪です\(^o^)/

 

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遠目から見た時に「アレは怖すぎるだろ…」って思ってたんですが

階段がしっかりと刻まれておりそこそこ歩きやすい( ゚ω゚ )でも怖い(弱)

 

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そして剱岳名物の鎖が登場(・∀・)おぉ~

 

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少し進むと2番目鎖場。まだこの辺は鎖に頼るようなとこではない。

 

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雪渓がなくなりほっとしながら岩場を登っていきますと

 

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ちょっとしたピークに到達(・∀・)ここが一服剱かな、みんな一服してるしw

そんなわけで一服剱(標高2618m)に到着。

 

そして向こうに見えるのが前剱ってヤツだろうか…( ゚ω゚ )ゴクリ

 

別山尾根と言えば「カニのたてばい」「カニのよこばい」が有名ですが

事故が起こるのはこの一服剱から前剱の間がダントツらしいです。

 

そして俺もこの直後…( ゚ω゚ )←

 

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一旦ずるっと下ります。

 

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そしてすぐに登ります:(;゙゚'ω゚'):下らせんなや!(定番の愚痴)

 

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ひーひーふー(´・ω・`)

 

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危険ポイントに突入です。

 

先に行ってた人を一服剱で抜いたんで落石を食らう心配は少ないが

俺が石を落としてしまう可能性があるのでそれはそれで緊張する( ゚ω゚ )

 

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こんな感じで浮石だらけですからね…

 

しかし、後続の人々が結構早くてジリジリ距離が詰まってきてる気がする:(;゙゚'ω゚'):来んな←

これで焦ったのかただ単にアホだったのか俺は重大な間違いを犯す(多分後者)

 

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うおー!かなり険しくなってきたな(・∀・)この辺こそ鎖いるだろ!

 

って思ってたら何か違和感…( ゚ω゚ )

 

こっちで合ってるんだろうか( ゚ω゚ )←

 

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あれ?さっきまで後ろにいた人が変なとこ登ってる( ゚ω゚ )

 

( ゚ω゚ )…

 

 

 

変なとこ登ってるの俺?:(;゙゚'ω゚'):

 

道を間違えた時はすぐに元きた道へ戻るのが登山の鉄則!

と言っても無理やりグイグイ登ったので下ろうとすると逆に危なそう:(;゙゚'ω゚'):ひぎぃ

 

上を見上げると凄まじくガレガレで急傾斜ですが登るほうが技術はいらないはず!

正規の登山道を歩いてる人の姿は見えてるんだからこのまま登るぞ!!!!!:(;゙゚'ω゚'):

 

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まさしく必死かつ慎重に登っていき○印の付いた正規ルートに復帰(´;ω;`)助かった…

気付けば必死過ぎて指から出血してた\(^o^)/

 

一服剱で抜いた人は「あのオッサンどこ行ってんねん、終わったなw」って思っただろうな。

 

こんなもんガスってたり、ましてや雨なんか降ってる時に突撃したら本当に天に召されてたな:(;゙゚'ω゚'):

ヤバそうなルートでも「さすがは剱岳さんやな!」って思考停止してしまうから恐ろしい(あほ)

良い子のみんなはちゃんと印を確認して登ろうね!

普通はあんなとこで道間違えないだろうけどね←

 

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素敵な景色を眺めて心を鎮める( ゚ω゚ )

 

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再スタート。

 

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大岩の横を鎖使って通過します。

 

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この辺からかなり岩登り感が出てきました\(^o^)/ファイト一発感とも言う

 

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4番目鎖場。

 

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おぉ…

 

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浮石に注意しつつ登って

 

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前剱頂上(標高2813m)に到着。

剱沢小屋からの所要時間は1時間半弱(・∀・)

 

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ついに剱岳さんの姿が見えてきましたよ(゚∀゚)

 

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神々しいチョコレートYOKAN食う。

 

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すでに結構な標高なので素敵な眺めが楽しめます( ^ω^ )

 

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ちょっと休憩して再スタート。

 

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前剱から先は登り専用ルートと下り専用ルートに分かれてるポイントがいくつかあります。

 

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矢印に従って進むが鎖がないところのトラバースは結構怖い…。

 

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浮石注意。この下に下山路があるので石を落とさないように注意してください。って書いてる:(;゙゚'ω゚'):

 

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慎重に通過していくとその先には…

 

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ん?( ゚ω゚ )

 

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何この橋:(;゙゚'ω゚'):

 

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そしてこの断崖絶壁は…\(^o^)/終わった

 

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めちゃくちゃビビりながら橋を渡り5番目の鎖場:(;゙゚'ω゚'):

 

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遠目で見るよりはちゃんと足場もあるので怖くないけど怖いです(パニック)

 

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また一気に下ります。

 

わりとアップダウン激しいですね…。

 

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6番目鎖場。

 

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下りの鎖場は少しテクがいりますね( ゚ω゚ )

 

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そんで下りきったらまたすぐに見上げるような角度の登りです:(;゙゚'ω゚'):←

 

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ひーひーふー:(;゙゚'ω゚'):

 

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左側に進む(・∀・)

 

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結構テクニカルな感じですね…。

 

この辺で俺の心は少し折れそうになっていた(弱)

 

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登れなさそうな岩肌に鎖がグネグネと伝っています( ゚ω゚ )

 

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7番目鎖場 「平蔵の頭」ってポイントらしい。

 

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垂直登りになりボルトをステップにしていくようになってきた\(^o^)/ワイルドアスレチックwww

 

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天を仰ぎつつ攀じ登ります:(;゙゚'ω゚'):

 

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登りきった瞬間に急角度の下りが始まります\(^o^)/うひひひひh(壊)

 

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8番目鎖場。

 

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ん?向こうの岩でなんか動いてる( ゚ω゚ )

 

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あれが超有名なカニのたてばいっすかね…( ゚ω゚ )壁ですやん

 

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ビッグ雪渓。

 

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岩に「←頂上」って書いてるけどこれ以上進めねえぞ:(;゙゚'ω゚'):なんじゃこりゃ~挟まった

 

まさか…忍びの者みたいに壁と雪渓を手足で突っ張って登るんか!

テクニカル過ぎるやろ!!!

 

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あ、雪渓の上歩いて行くんですね←

 

でも崩壊しそうでちょっと怖いじゃねえか。

 

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そして…

 

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ついに来ました\(^o^)/9番目鎖場 「カニのたてばい」

 

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人が多い時は前の人が登るまで待ってないといけないが

本日は前後に人がいないという最高の状態でしたので早速登る。

 

ここもステップ用に鉄の棒が出てますのでそれを足掛かりにします。

 

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人がいないので少し登ったとこで下を撮影したりと自由です(・∀・)←

 

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かなりの急角度なんでしんどい:(;゙゚'ω゚'):そしてやはり緊張感があります

 

さすがに迫力満点の登りでしたが怖いのでさっさと登ったから

よく分かる写真がありません( ^ω^ )w

 

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鎖場が終わってもガレガレの急登が続くのでしんどい(ここまでに何度しんどいと言っただろうか)

 

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ハァハァ…( ゚ω゚ )見覚えのある風景が…

 

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6時37分 剱岳山頂(2999m)に到着\(^o^)/落ちずに辿り着いたw

 

剱沢小屋からのタイム2時間半ちょっと。

早月小屋から山頂までのタイムと変わらんが緊張感はこちらの方が圧倒的に上でした…。

 

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1年ぶりの景色を楽しもうかと思ったがグッドタイミングでガスってますね…・

風が結構強いからしばらくしたらクリアになるかな。

 

とりあえずおやつタイムにしよう(・∀・)ガサガサ

 

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!?

 

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ねるねるねるねはヘッヘッヘ( ^ω^ )

 

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練れば練るほど色が変わって…

 

手に汗握るシーンで次回へ続く!


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美味い!(゚∀゚)テーレッテレー! ネッテオイシイネルネルネールネ!

「剱岳 別山尾根ルート 無酸素単独ねるねるねるね登山」に成功した瞬間であった(きがくるっとる)

 

前回の続きから見た人じゃないと何のことか全然分からないよね!(見てても分からん)

 

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ねるねるねるねやってたらガスが晴れてきた(゚∀゚)w

 

さらに気付けば山頂には俺しかいない!( ゚ω゚ )こ、これは…

 

やってしまうか?「アレ」を…

登ってきてる人がいないことを確認して…( ゚ω゚ )ゴソゴソ

 

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パシャ(あほ)

 

ねるねるねるねに続いて山頂マスクまでやってしまったぜ(確かな満足)

 

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しばし景色を楽しみまして

 

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結構風が強くて寒いのでそろそろ下山を開始します。

 

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出来ればこちらの早月尾根ルートから下山したい気分ですけどね(弱)

岩がほとんどなく緑に覆われてて平和そう( ゚ω゚ )実際そうなんですけど

 

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こっちの別山尾根ルートはギッザギザの岩と雪で明らかに危なそうですからね( ゚ω゚ )実際そうな(以下略)

 

愚痴りつつも7時6分下山開始。

 

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ちょっと進むとすぐにメインディッシュの登場です V(^o^)V))))))カニのよこばい

 

ここは本当に恐ろしい話を聞くところでして

鎖場に差し掛かると足の置き場所が見えないポイントが登場して

崖っぷちに足を投げ出すような形にしないと足がおけないので怖い。

そんなわけで最初の一歩をなかなか動けない人が続出し、大渋滞することが多い。

 

らしいです( ゚ω゚ )

 

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ここを下った先のトラバースの入り口が件のポイントのようですが:(;゙゚'ω゚'):ゴクリ

 

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これっぽい?( ゚ω゚ )足場見えてるがな

 

鎖を持って足を置いてみる( ゚ω゚ )普通に乗れた←

 

ちゃんとマーキングしてくれてるから簡単なのかな?よく分からん。

短足な俺でも簡単に足置けたどね。

他に足場が見えないとこもなかったような…

 

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俺的には最初の足置きよりもそこから先のトラバースが怖かったです:(;゙゚'ω゚'):

 

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足1足分の幅しかない足場を鎖にしがみついて

まさしくカニのよこばい風にちょこちょこ進みます:(;゙゚'ω゚'):下見たらヤバイ

 

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トラバースが終わったら今度はロングはしごを下ります。

 

ハシゴを覗き込んでたら下から「下りてきていいっすよ」と声がかかる( ゚ω゚ )?

 

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とりあえず下りてみる。

 

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携帯トイレ用の小屋まで下りてみると4人グループがいました。

 

そしてカニのよこばいを登り始めた:(;゙゚'ω゚'):なにしとんねんこいつら

 

下山用ルートなのを知らずにやってるんだろうか。

知っててやってたらタチ悪いなぁ…。

 

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ちょっとモヤモヤしつつ岩場を進む。

 

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11番鎖場通過。

 

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そして12番目鎖場。

 

下りルートなのに力強く描かれている「↑」

 

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めっちゃ登るやん:(;゙゚'ω゚'):

 

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ひーひーふー:(;゙゚'ω゚'):

 

別山尾根ルートの恐ろしいところ「アップダウンが多い」

 

早月尾根みたいに行きはひたすら登るコースだと帰りはひたすら下りで

足の負担はともかく体力的には多少楽になる。

 

しかし別山尾根は行きに「登って下って登る」ので帰りも

「下って登って下る」ような感じになり体力がガンガン削がれる\(^o^)/

 

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そんで下る\(^o^)/

 

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癒やしの稜線(謎)

 

行きにこなしてきたアップダウンを思い返してみて

「あれ?ここから先もめちゃくちゃしんどいんじゃね?」って思うようになる( ゚ω゚ )

 

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またすぐに猛々しい岩場が登場。

 

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下山↑

下山できそうに見えませんが( ゚ω゚ )w

 

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13番目鎖場 前剱の門

 

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岩を攀じ登りながら「本当に俺は下山しているのだろうか」

と思うようになってくる。

 

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おっ(・∀・)行きに見かけた「下に道があるから石を落とさないで下さい」ポイントだな

 

めっちゃ石落ちてる:(;゙゚'ω゚'):早く進もう

 

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多少は戻ってきたかな(・∀・)室堂は向こうのガスを越えた先ですけどw

 

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前剱の大岩を通過。

 

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ガレガレなんで歩きにくくてしんどい( ゚ω゚ )

 

そしてこの辺から登ってくる人とすれ違うことが多くなる。

 

そこであることに気付いた( ゚ω゚ )!!!

 

みんな大きい荷物はデポしてアタックザックで登ってるな…

通常ザックで登ってるのは2割いるかな?ってくらい( ゚ω゚ )俺も含め←

 

剱沢小屋でもチェックインの際に「デポする荷物はここの棚に置いてください」

とデポが当然のような説明だったが俺はあんまりそういう事したことがなかったので

そのまま全部背負ってきてしまった…:(;゙゚'ω゚'):

 

早月尾根へ抜けるわけじゃないんだから俺も荷物置いてくれば…

いや、アタックザック持ってきてないからどっちみち無理か(あほ)

 

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ストックだったりアタックザックだったり「持ってくれば良かった」的なものが多いですなぁ。

あ、雪渓歩く時に軽く目が焼けたからサングラスも欲しかった←

 

等と反省しながら歩いてますと( ゚ω゚ )ここは…

 

恐怖の道迷いポイント:(;゙゚'ω゚'):

 

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こっちに直進したんだよなぁ…

 

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普通に←って矢印書いてあるんだよなぁ…なんで右行った(恐るべきあほ)

 

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今度来る時は間違えないZO!と思いながら下山するしゃけ太郎であった←

 

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あのピークは一服剱だな( ゚ω゚ )って、また登り返すのかよ(弱)

 

思えばかなり天気がいいんですけどそのせいで暑すぎて結構バテてた。

 

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ぬおおおおおおお:(;゙゚'ω゚'):喉乾いた

 

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一服剱に到着:(;゙゚'ω゚'):一服どころか二服剱ですね…(謎)

 

へたり込んで水をがぶ飲み。

 

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ようやく眼下に剣山荘が見えてきた。

 

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サクっと下って剣山荘前に到着(・∀・)危険ゾーンはほぼ終了

 

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そういえばここから先は雪渓まみれでしたね…

 

微妙に重たい思いして持ってきたんだから使おうじゃないか!

ということでモンベルのスノースパイク 10を使用する。

 

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フハハハハ( ^ω^ )快適じゃー!!!

 

って思ったけど日が昇ってきて雪が腐ってきてるので

あんまりアイゼンの刃がきいてる気がしない( ゚ω゚ )気休め的な?←

 

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そんな事もありながらようやく剱沢小屋まで戻ってきましたよ。

現在時刻は9時24分 小屋から出発して戻ってくるまでのタイム5時間20分ほど。

 

出発前は鎖場とかでの渋滞が心配だったけど予想以上に人がいなくて

かなりスムーズに行けましたな(・∀・)

 

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剱沢小屋からの景色を楽しんで

 

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別山乗越へ向けてのロング雪渓登りを開始する( ゚ω゚ )果てしない…

 

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少し登った所で振り返ってみる(・∀・)いい眺めだ!と言いつつ休憩w

 

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ちょいちょい休憩を挟みながら黙々と雪渓登る。

 

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なんとか剱御前小舎に到着( ゚ω゚ )ハァハァ

 

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なっちゃんと麦茶買う。2本で1000円(・∀・)w

 

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しばらく休憩してムロドウへ向かいます。

 

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おぉ!室堂側もいい眺めだなぁ(・∀・)昨日はガスってて何も見えんかったからね

 

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今日が三連休初日ということもあり登ってくる人がドンドン増えてきます。

 

明日の剱岳は確実に渋滞するだろうなぁ(・∀・)良かった!←

 

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ちょっと多すぎですね…( ゚ω゚ )なかなか下れない

 

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雪渓下りゾーンに突入。

 

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○×どっちやねん( ^ω^ )w

 

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雪渓の下りは楽でいいなぁ( ^ω^ )

 

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雷鳥沢キャンプ場に到着。ここも昨日と比べるとかなり人が多いです。

 

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先程下ってきた方面(・∀・)昨日は「これ登るの?」って絶望したなw

 

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そして今からこっち登ります(絶望)

 

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ここまでですでに弱っている俺としてはかなり辛いものがあります:(;゙゚'ω゚'):ひーひーふー

 

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まだ登るんかい(半ギレ)

 

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登りきって雷鳥荘前まで戻ってきました( ゚ω゚ )もう厳しい登りはないだろう…

 

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ベンチがありましたので荷物下ろして雷鳥沢方面の眺めを堪能。

 

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別山乗越へ向かって雷鳥坂を登ってる人々( ^ω^ )遠くから見ると凄いとこ登ってる感があるねw

 

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室堂へ向けて再スタート。ここから先は整備された道になります。

 

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地獄谷付近なので温泉っぽい香りが濃厚になります。

雪渓も何か黄ばんでる?ような…(・∀・)俺の枕カバーもあんな色です(言うな)

 

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観光客の姿が激増しました。

 

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みくりが池温泉。

 

日帰り入浴やってるので帰りに時間があればここに行く予定だったんですが

人がうじゃうじゃいたので嫌になって回避(・∀・)w

 

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ちょいちょい登りがあるのでしんどいですね…(弱すぎ)

 

観光客のオッサンと熾烈なデッドヒートを繰り広げてゆきます←

 

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そして…

 

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12時1分 室堂に到着\(^o^)/滑落遭難せずに戻ってこれた!(危なかったけどね)

 

剱沢小屋(4:06)→(6:37)剱岳(7:06)→(9:24)剱沢小屋(9:25)→(12:01)室堂

 

剱岳山頂からの下山コースタイム5時間。

剱沢小屋から剱岳登って室堂までが8時間ってとこですな(・∀・)

 

鎖場などの危険箇所では人がほとんどいなくて渋滞が一切なかったのが良かったな。

天気も良かったしね( ^ω^ )暑かったけどw

 

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思ったより早く着いたのはいいんだけど帰りはケーブルカーとかじゃなく

富山駅まで直通のバスを予約しており時間が15時発なので

それまで何しようか考えながらつづく


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