今季ラストの冬山登山2 横岳から硫黄岳に戻って山頂で「大」事件が発生しリアル涙目で下山
【お知らせ】
今回の記事には大変グロテスクかつ汚い表現が含まれています:(;゙゚'ω゚'):
お食事中の方や汚いのが苦手な人は見ないことをオススメします!
現場の写真は出てきませんけどね(謎)
えーっと、どこからだっけな?
あぁそうだ硫黄岳から横岳に向かうところでしたね( ^ω^ )うふふ
現在の時刻は13時過ぎ。
どんだけ遅くとも17時には夏沢鉱泉に戻っておきたい。
ここに来るまでに2時間ほどかかってるから残り時間は…
ってことで14時前になった時点で引き返すと決めて
行けるとこまで横岳偵察に行ってみることにした。
まずは硫黄岳から一旦下ります。
小屋っぽいのがあるけどめっちゃ雪に埋まってます。
硫黄岳山荘というらしい。
登り返しスタート( ゚ω゚ )ひーひーふー
タイムリミット1時間弱じゃあ横岳の核心部を眺めることすら出来ないかもしれんな…( ゚ω゚ )遠い
タイムリミットまで30分を切った…
しんどいしやっぱり戻ろうかな←
いや!ダメだ!こんだけ風の弱いコンディションはそうそうないはず!
このチャンスに少しでも収穫を得ねば!
遥か彼方の三角ピークで人っぽいのが動いてる。
わずかに何か棒も立ってるみたいだしあそこが横岳の山頂なのかな?
真ん中の黒っぽいとこね。
さらに近づいてズームしてみるとやはり人が休憩してる。
そんで手前の雪の急斜面にトレースぽいのとハシゴが見えるんだけど
あんなとこどうやって登り降りするねん:(;゙゚'ω゚'):明らかに危ないやろ
さらに接近してみます…
山頂直下だけを注意していましたが
その手前にも切れ落ちた細い足場を通るとこがありました:(;゙゚'ω゚'):
鎖場はなんか安心感がある(・∀・)w
すでにタイムリミットな気配ですが山頂っぽいのはもう目前だし
何より風がないというのが大きな後押しになりましてそのまま進むことに\(^o^)/
岩場の登りも鎖があるなら大丈夫だ!
遠目から見た時に恐ろしそうだったハシゴ。
横っちょに登れそうなとこがあったのでハシゴスルー(・∀・)w
そして…
13時51分 硫黄岳から50分ほど、夏沢鉱泉からだと
2時間40分くらいで横岳(2829m)に到着\(^o^)/登れちゃったw
赤岳さんと阿弥陀岳さんがかなり近くに(・∀・)
どうやら横岳の核心部はここから先の赤岳までの間にあるようですね。
さすがにもう進みませんが( ゚ω゚ )w
おにぎり食って一息ついたらもう14時。早めに小屋に戻っておかねば…
早々に下山開始…ですが下り始めから結構怖い:(;゙゚'ω゚'):
写真撮影する余裕もなく危険箇所クリア(・∀・)w
しばらく下って
硫黄岳への登り返しです:(;゙゚'ω゚'):ここが一番しんどかった…
全然足が前に出ないし息も切れる…この辺でも標高2600mはあるだろうからね。
ひーひーふー:(;゙゚'ω゚'):
ケルンが見えてくると山頂は近い:(;゙゚'ω゚'):でも遠い←
横岳から35分ほどで硫黄岳に帰還:(;゙゚'ω゚'):疲れた…
:(;゙゚'ω゚'):ちょっと休憩しよう…
そしてこの「ちょっと休憩」が今回の「大」事件の発端となるのであった:(;゙゚'ω゚'):←
これから下っていく方を眺めつつケルンのそばに腰掛ける。
この写真は「結局今日はそんなに寒くなかったからインナーグローブだけで行けたなぁ」
的な場面を撮影したものですがまさかこれが彼(グローブ)の遺影になるとは知る由もなかったのです…
あまりのんびりしても動けなくなるかもしれないので
そろそろ行きますか!と左手を近くの岩に置いて立ち上がろうとした瞬間でした…
「ぐにゅ…」
( ゚ω゚ )!?
じっと手を見る
:(;゙゚'ω゚'):あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
俺は岩に手をついたと思っていたらいつの間にかウ○コに手をついていたっ!!!
な…何を言っているかわからねーと思うが俺も何が起こったのか分からなかった…
あああああああああああああああああああああああああああ:(;゙゚'ω゚'):
とりあえず雪に擦り付けて大体のモノは取れた。
手袋を外して素手も雪に突っ込んでかき回す:(;゙゚'ω゚'):
こんな事もあろうかと思ってスペアの手袋を用意しておいたんだぜ!
(ウ○ンコが付くことを想定していたのか)
スペアの手袋はいいんだけどこのインナーグローブどうすんだよ…
ウンナーグローブになっちまったよ…(´;ω;`)←
ここに捨てていくわけにもいかないのでとりあえずビニール袋をダブルにして
きつく口を縛ってザックに外付けして持っていくことに(´;ω;`)
落ち着け俺…雄大な八ヶ岳の山々を眺めて気を鎮めるんだ…
しかし何であんなとこに○ンコがあるんだよ:(;゙゚'ω゚'):
でもそう言えば他所のブログ見てた時も「ケルンの周りにオシッコした後があった」
とか書いてあったな…
良い子の諸君!何となくケルンのそばって休憩ポイントにしたくなるだろうけど
絶対に止めとけ!!!(迫真)
様々な感情が渦巻きながら下山開始…
やがて何で気付かなかったんだという己への怒りが湧いてきます:(;゙゚'ω゚'):岩の色とそっくりだったんだよね!(憤怒)
しかし幸いだったのは夏沢鉱泉まで辿り着けば水道があり
ハンドソープまで完備されているということ。
普通の山小屋だったら水すら出ない…ありがてぇ(´;ω;`)
そうだ!夏沢鉱泉に急ぐんだ!:(;゙゚'ω゚'):
なんか手袋を着けてるのが嫌だったので左手だけ素手にして
ちょいちょい雪で拭いたりしながら小屋へ急ぎます←
オーレン小屋通過。さすがに素手&雪触ってたら手の感覚がなくなってきた(危)
あああああああああああ:(;゙゚'ω゚'):小屋はまだかああああああああああ
15時41分 夏沢鉱泉に到着。
夏沢鉱泉を出発して横岳から帰還するまで4時間30分。
硫黄岳からの下山タイムはまさかの40分( ゚ω゚ )行きの半分以下w
左手に宿りしゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)の能力だろうか(きがくるっとる)
部屋に戻って荷物を置いたら手袋とお手々を全力で洗います:(;゙゚'ω゚'):あああああああああ!
ようやく落ち着きを取り戻しました(´;ω;`)←
しばらくゆっくりしたら至福のお風呂タイムへ(・∀・)
鉱泉っていうだけあってお風呂しかも温泉に入れるのです!
浴槽は木で出来ていてお湯はほんのり硫黄の香りが漂う素晴らしい温泉です。
タオルにも秘湯って書いてるくらいだからな( ^ω^ )w
山小屋でお風呂に入れるだけでも珍しいのに温泉しかも
洗い場があってシャンプー、ボディソープも使用可能という完璧さ(゚∀゚)
部屋には暖房ないけど廊下でストーブがガンガンに炊かれているので
廊下が乾燥室変わりになります(・∀・)タオルを干しておこう、あと「例の手袋」もな(小声)
お布団敷いときます。毛布がダブルで防寒対策バッチリ。
さらに敷布団もダブルなのでクッション性に富んでおり腰痛持ちには大変ありがたいです。
ありがてぇ、ありがてぇ!
そして17時半からお待ちかねの夕食タイムです( ^ω^ )
夏沢鉱泉名物のイノシシ鍋(・∀・)
お魚は焼き立てのやつを持ってきてくれます(゚∀゚)
食事しながら明日の天気チェック。
曇りと雪マークが並ぶ\(^o^)/
山の方はさらに宜しくないようで今夜から結構雪が降るようだ…
近くのテーブルで食べてた人が
「明日、天狗岳登ろうと思うんですけどって小屋番さんに聞いたら
止めといた方がいいって言われちゃいました。どうしよう。」
とか言っててより心配に( ゚ω゚ )俺も明日は天狗岳の予定なんですが…
悩みつつも美味しくご飯をいただきました(・∀・)どれもいいお味でした!
さらに食後はデザートもあります!(興奮)
アイスなんですがリンゴ、レモン、パパイヤ、ココナッツの中からチョイス可能!
俺はココナッツにしました( ^ω^ )めっちゃ嬉しいw
部屋に戻ると布団の中に湯たんぽのサービス:(;゙゚'ω゚'):充実し過ぎw
送迎付きで温泉に入れるしご飯は美味いし布団はダブルで湯たんぽも搭載されるとか
どこの温泉旅館だよ…山小屋じゃねえよ(歓喜)
星空を期待していたがこの天気ではやはり何も見れるわけもなく
消灯時間まで漫画読んでゴロゴロしてた。
そんで21時に消灯なんだけど廊下の電気とストーブが消えるくらいで
部屋の電気は自分で自由に出来るので21時半くらいまで漫画読んでから就寝。
横になってから「あの手袋どうしよう…」って脳内会議を開始した(またその話か)
今回が初使用だったんだよなぁ…速攻で捨てるのもなぁ…
持って帰って洗濯したら基本的には問題ないだろうしなぁ。
しかし、あの「黄金のメモリー」を忘れることが出来るのか?
俺は今後あの手袋でおにぎりとかを持って食うことが出来るのか???
等と考えた結果…
誠に残念ながらポイすることに決めた(´;ω;`)ぐぬぬ…
とか考えてたら寝てた←
つづく
- 関連記事
-
- 今季ラストの冬山登山4 天狗岳から硫黄岳へハシゴしてから帰宅 (2017/04/04)
- 今季ラストの冬山登山3 夏沢鉱泉から根石岳を経て強風の天狗岳を歩く (2017/03/30)
- 今季ラストの冬山登山2 横岳から硫黄岳に戻って山頂で「大」事件が発生しリアル涙目で下山 (2017/03/28)
- 今季ラストの冬山登山 素敵な山小屋「夏沢鉱泉」から硫黄岳へ向かう (2017/03/24)
- 冬の西穂高独標チャレンジ4 独標からの眺めを楽しみ西穂ラーメン食べて帰宅 (2017/03/14)
スポンサーリンク